意味のある休養日 ~絵画と埴輪にどっぷり浸る~国立西洋美術館ver.+うさぎやのどら焼き~
先日、振替休日1日を
急に取得出来ることが分かり
前日も翌日も仕事ではありましたが、
最近、
心身 特に心がザワザワする毎日を過していて
思い切って新幹線のチケットを取り東京に。
朝から夕方まで8時間近く、どっぷり大好きな
アートに触れたくなっての行動です。
深夜1時半に自宅に帰宅した私。
朝の8時半には東京に。
上野の国立西洋美術館の開館は9:30。
少し早めに東京に着くようにしたのは、
『うさぎや』さんに開店と同時に行きたいため。
(あれっ?
アートにどっぷり浸かるんじゃないの?
とのツッコミは入れずにお願いします(^^)!
ご存知の方も多いかと思います。
「東京三大どら焼き」の3店舗のひとつ、
大正2年創業のうさぎやさん。
以前、東京に行った際に
手土産で東京でしか買えず
日持ちもしないけれど美味しいもの••と探して
うさぎやさんの ″ どら焼き ″ を購入し、
自分用にも1つ購入し頂いたところ、
あまりの美味しさに目がテンに!!
それで、次回東京に伺う際に時間があれば、
ぜひ買いたい!と。
どら焼きの賞味期限は2日。
今回は翌日仕事なので、
親しくしていただいている方と
翌日職場でお会い出来たら、との思いの
お土産と私がアートに浸りつつも
いただきたい気持ちが高く
自分用にも買いました。
実は国立西洋美術館を後にして、
東京国立博物館の庭園のベンチで
いただいたのですが、
頂くことに夢中になっていて
写真を取り忘れてました((-_-;)
画像を検索し貼付しましたのでご覧ください
どら焼きは焼き立てを購入できるのですが、
本来は買って直ぐ頂くことが1番美味しい筈。
私は購入3時間ほど経ってからいただきました
生地がもっちりしつつほのかに甘くサックリし
餡は甘すぎず上品。
ドラえもんの気持ちがよーく分かります!
さて、本題に入ります。
国立西洋美術館に来店したのは
「モネ 睡蓮のとき」
の展示がどうしても鑑賞したかったから。
モネの『睡蓮』は大好きで、
今までモネの展覧会には
できる限り足を運んできました。
今回は
パリのマルモッタン・モネ美術館から
日本初公開作品を含む厳選された作品
およそ50点が来日です!!
私が伺ったのは平日。
開館前に到着するも既に長蛇の列が。
オンラインでチケット購入のお陰もあり、
開館して10分程で館内へ。
ワクワク・ドキドキ・・・胸が高鳴ります。
石田ゆり子さんの音声ガイドを購入し
(私は自分のスマホで音声ガイド希望ですが、
今回は専用ヘッドホンをして視聴)
さぁ館内へ!
写真撮影OKの場所は限られていますので
撮影出来なかったところは
画像検索しご紹介します。
最初に目に入ったのは「舟遊び」
この作品は有名ですが、
モネというと睡蓮を思い浮かべる方には、
人物像の作品は目を引くのではないでしょうか
淡い色彩の川の美しさと
女性の品のいい立ち振舞いが感じられます。
次に、チャーリング・クロス橋、ロンドンへと続きます。
朝、昼、夕・・・
モネはロンドンをモチーフとした作品を手掛け
作品の総数は計100点近くにも及びます。
チャーリング・クロス橋を走っている汽車が
今にもボーッと音を立て走りゆくような作品に見惚れる私。
続いて
モネの藤棚。
モネの自邸の池の藤棚に広がる藤、
岸辺に咲くアガパンサスの花の作品。
色彩が美しく、
睡蓮と同様
うっとりと眺めていたくなる作品たち。
藤棚の作品解説に
「首相で旧友のジョルジュ・クレマンソーに
戦勝記念として
国家へ寄贈することを申し出ます」
とあり、モネがただ単に
睡蓮など作品を
清らかな気持ちで描いていたのではない、
と、じっくりと鑑賞していて知りました。
次は撮影許可のところへ。
す、すごい・・・
「睡蓮、柳の反映」
大きな作品であり、作品の多くが朽ちている。
これも「睡蓮」の大装飾画の一部。
大きな作品の隣にあるのは
「睡蓮、柳の反映」のデジタル推定復元されたバージョン。
こちらも大きな作品。
両方を比べてみると、
なるほど絵の重なる部分が。
デジタル復元って凄い、と目で見て体感します
「睡蓮」という作品名が続きます。
様々なモネの描く睡蓮が鑑賞出来ます。
撮影許可の最後の作品。
今回の展覧会のチラシや
トップ画像として出てくる作品。
深みのある睡蓮の作品が多い中で
明るく鮮やかに花が咲いているこちらの作品。
鑑賞していると、
心が洗われる気持ちに。
最後は、初めて鑑賞となりビックリした
「バラの小径、ジヴェルニー」
えぇっ?これがモネの作品?
モネは晩年白内障を患い苦しんだとのこと。
病に苦しみながら、自分の ″ 目 ″ に映る景色を
そのまま描いたようですが、
モネは病で苦しむなかでも、
潔い ″気概″ で非常に力強く描いているように
私には思えたのです。
ここまで鑑賞し3時間弱が経っていました。
心がザワついて、弱っていた私は
晩年、目の病に苦しみながらも
自身の思いを貫き描き続けたモネの作品を
目の当たりにし、パワーをいただけて
自分を叱咤激励出来たのです。
今回の記事はここまで。
次回は東京国立博物館に続きます。