Desperado(The Eagles)
こんにちはK.K.です。
久しぶりに音楽語りをしましょうか。今日のネタはDesperadoです。
やっぱり変換等面倒なので、これ以下はカタカナ書きで「デスペラード」と書きます。
11/6追記
Youtubeリンク貼りました。
歌でも嫁(婿)はまだか攻撃される曲
ある日歌詞を読んでみたら本当に嫁はまだか攻撃されてると気づきました。今聞くと結構心に来ます。
いい歳過ぎて結婚も出来ねぇ野郎ども、お前らへの曲だ!(自傷)
という感じで婚活している人には刺さりすぎて凹ませる曲かもしれませんね。励ましの曲ではあるんですけどね。
下手くそが歌うと惨劇になる曲
内容が内容だけに、歌唱力もそうですけど感情を上手に込めて歌っていただかないと聞いてる方はカチンと来ます。
うまい人が歌うと、「かぁちゃん、孫の顔見せられなくてごめんな……」ってなりますね。個人的に歌を歌う人への歌唱力テストみたいな感じになっています。
カバーしてる人が本当にうまいのかは私はこの曲を聞かないとわかりませんが、この曲なら逆に一発でわかります。
下手くそに歌うのは自分が許さない。他の人が歌う分には好きにしてください。気に入らないときはそっと消えますので。
上手いだけでもダメ
へっ、俺歌うめーだろ?って気持ちで歌ってるとバレます。あなたはどう頑固者に説教しますか?応援しますか?そこが鍵よ。
上手いだけなら機械音声で充分です。
VOCALOIDのKAITOを使った演奏ですが、悪くないと思います。楽器に魂を込められるのか、今後のDTMerに期待です。
ドン・ヘンリーが歌うと親友からの説教
私が男なのでこう感じるんでしょうが、オリジナル版を聞くと親友と場末の安居酒屋(白木屋とか)で、お前いい加減に落ち着けよ、夢見すぎだよ、現実に立ち向かえよ、こんなところで安酒飲んでねぇで一歩前に出てチャンスをつかみ取れ!って励まされているように聞こえます。
こっちはスタジオ録音
2019年にこんなブートくさいことやってていいんすかねぇ。
リンダ・ロンシュタットが歌うと先輩の説教
項目の通りで、私男性なので女性の先輩から説教されてるように聞こえますね。説教の内容は親友と同じですが、たぶんこの頑固者のハートのクイーンは説教してくる先輩です。
頑固者が勇気を出せるかどうかが見どころになりそうです(何の?)。
ダイアナ・クラールが歌うと飲み屋のママ(ババア)の慰め
このババアは葉巻きとか咥えてそうです。「あんたまたフラれたのかい?まーほんっとダメだねぇ!」「うるせぇ、客に説教すんな……おかわり」「飲み過ぎだよ!」とか言って酒とチェイサー出してくるババア。
この頑固者のハートのクイーンはまだ見つかってないんでしょうね……。たぶん自分のいいところにも気づいてません。
カレン・カーペンターが歌うと失恋の歌
カレンが歌うと
小さいころからずっと好きだった近所のお姉ちゃんが結婚して久しぶりに帰ってきたところで会って、「まだ彼女もいないの?○○くんなら絶対大丈夫だから頑張って」と応援される曲です。
こんなシチュエーションに大化けするから驚きです。頑固者のハートのクイーンは目の前にあるんですが、決して手の届かない存在になってしまっているんですね。そらフェンスから降りてこねぇよ。檻にとじこもって出てこねぇよ。おれはあなたからの愛がほしいんだよ……。ハートのクイーンがダイヤのクイーンだよ……。
とまぁ歌い手によって誰から説教されてるか印象がだいぶ変わります。上手い人だとね。
性癖がダダ漏れだぁ!!
アルバム全体ではThe Eaglesで最推し
イーグルスで何聞けばいい?って他人聞くと「ホテルカリフォルニア」って返答がよく返ってきますが、私はアルバムならデスペラード、曲ならホテルカリフォルニアと答えます。
アルバム全体としてはデスペラードのほうが心地よい時間を過ごさせてくれます。
無数にありすぎるカバー
歌唱力に自信ある人がとりあえずカバーする曲ってイメージですね。しかしながら「お前もうちょっとこう、歌詞の良さを引き出せよ!」って人が多いと思います。聞きますけどね。私の中ではドンとカレンが偉大過ぎて比較対象が悪いかもしれません。
ちなみにWikipedia(Ja)に載っているだけでも22人もいます。すげぇ。
結婚式でデスペラードを使った友人へ
君か奥さんのセレクトどっちか知らんけど、二次会でもない本番の結婚式で使うのはどうなんだい?君英語できるだろ?
俺たち独身野郎どもへの当てつけならいいけど、奥さんからの「お前はダイヤのクイーン、ハートのクイーンは諦めた」とか「私はあなたにふさわしくない」ってメッセージじゃないといいね?
俺も大好きな曲ではあるけど、めでたい席では絶対に使わんし、相手がめちゃくちゃ強硬じゃなければ止めるぞ、俺なら。二次会ならギリギリかな。
プランナーが提案してきたらそいつは交代させるレベルだ。
〆
なかなか一歩を踏み出せない人間には強く刺さりすぎる曲です。でもいろいろな人が各人の個性をだして歌っているので、聴き比べをすると面白い曲だと思います。おすすめは項目に上げた4人!Youtubeには絶対ありますので是非一度検索をかけてみてください。