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The Life in Japan Episode 5 〜アメリカ留学準備〜

こんにちは、Kiyoです。
今日は大学に行き、久々に先生たちと会うことが出来ました。
同期(Yuto)が同大学で助手になったりと時間の経過を感じました。
Yutoに奢ってもらったランチと韓国料理は美味しかったです。
というわけで、同期にたかる絶賛ニートです!


それでは今日から立命館を退学して、アメリカの大学院に行くまでのことを書きたいと思います。

ただ、長いので、
• 立命館退学前後
• 短期語学留学前
• 短期語学留学中
• 語学留学後
• アメリカ大学院入学前
• 実際にやった英語の勉強の仕方
くらいの5〜6回に分けて書いていこうかと思います。

というわけで、今日は立命館退学前後からいきたいと思います。



1. 立命館退学前

立命館在学中の7月くらいには前期終了時に退学することを決めていたので、7月くらいからの話をします。

まず僕が始めたのは、当たり前ですが、どうやったらBOC-ATC(全米公認アスレティックトレーナー)になれるのかということでした。
立命に講師の方でATCの方がいらしたので、その人に話を聞いたり、自分で調べたりと。

その結果、アメリカの大学(学士)か大学院(修士)に行く必要がある、という事とそれを調べられるサイトがあるとのこと。

早速、教えてもらったCAATEという全米のAT programを提供している大学と大学院を一気に検索できるサイトにいき、検索開始。
CAATEのハイパーリンク;https://caate.net

もちろん、サイトは全て英語です。
英語は全くわからないので、検索の時から四苦八苦です。
検索画面に辿り着くのすら辞書片手にあーでもないこーでもないしながら見つけて、必要な項目を埋めて、いざ検索。
(検索画面までスイスイ行けるなら、ATCなれます笑)

その時、記憶は全く定かではないですが、大学・大学院含めて40〜50校くらい出てきたと思います。
僕は金銭面・期間面で大学院のプログラムへの進学を希望していたので、そこから、大学院のプログラムだけに絞って再検索したところ、確か30校くらいに絞られました。


さあ、ここからが大変です。
一つ一つの大学院の受験要項を調べます。


2. 何を調べる?

アメリカの大学院の多くは、pre-requirementsと言ってそのプログラムを受験するために必要な単位を前もって取得してないといけません。
大体が解剖学や生理学など、僕がいたような大学にいた学生ならすでに持っているものばかりかと思います。
たまに、物理6単位分必要とか、意味わからなこともあります。

また、講義はもちろん英語なので、大学院に英語力の証明もしなければいけません。
特定のテストで指定された以上の点数を取らなければ、たとえpre-requirementsが全て揃っていたとしても入学条件は満たせません。
ここが多くの日本人が最もつまずくところです。
大学院によりますが、TOEFLかIELTSのどちらかのテストで80点(TOEFL)か6.5〜7.0(IELTS)を超えることが最低条件です。

お金はもちろん無いので、なるべく安いところに行かなければなりません。
なので次に、学費を調べます。
アメリカの学費は3つくらいに分かれていて、In-state ( 同州内), Out-state (州外), International (外国人)といった感じになっているところが多く、それぞれ額が異なります。
学費の設定は大学によってまちまちですが、InternationalがIn-stateの学費と比べて2倍以上なのはざらにあります。
というか、2倍で収まるのなら万々歳です。

次にいつがアプリケーションの締め切りかを調べなくてはいけません。
日本の教育機関とは違って、アメリカには受験日にテストをして、みたいなことはありません。
AO入試や推薦入試に近い形態で、締め切りまでに全ての書類を提出すると、向こうの教授/program directorから連絡が来て、面接の日取りを決めます。


と、いうようなことを調べていきます。
このように箇条書きすると、なんだこれだけかといった感じなのですが、アメリカの大学のウェブサイトはすごく分かりづらいんです。(なんなら英語わかるようになった今でも分らない)
しかも各大学、とても豊かに個性を出してきていらっしゃるので、それも相まって、もうカオスです。
さらに、必要な情報がどこにも書いていないことも普通にあります。
それに加えて、英語が全くわからない。

そんな感じなので、最初は1校調べるのに、冗談でなく1日かかりました。笑
地道に調べては、Excelに情報を打ち込みを繰り返し、一週間くらいで全校調べる事が終わりました。

気付いた事は、pre-requirementsより、お金より、何より英語の勉強をすぐに始めなくてはいけないという事。
もちろんお金が何より必要なことは十分に理解していましたが、お金がいくらあろうとTOEFLのスコアが無いと入学はできません。

なので、英語の勉強を早速始めました。



3. 英語学習スタート

当時、恵まれていたことに、周りに将来的に海外の大学院進学を視野に入れて英語学習をしていた同期がたくさんいました。
さらに、アメリカの大学を卒業してから立命に来た人も同期にいたので、英語学習で困った事があればすぐに聞けたし、アドバイスも貰えました。

オススメの参考書をネットで注文して、到着を待つ間に始めたことは、英語で日記を書くことです。
ちなみに僕が使っていたのは、『マーフィの英文法』という参考書で、これは日本語が少ないけど、初心者も分かるように書かれている、文法の参考書です。
とりあえず、これ1冊ちゃんとやれば、英語を話すだけなら出来るようになるのでオススメです!
また、日本人/日本の英語教育は、英語のアウトプットが弱いとは聞いたことあるし、とりあえず喋れないと何も出来ないだろってことで、その日からオンライン英会話を始めました。

ちなみにこの時の僕の英語力は中学1〜2年生くらいだったと思います。
今でも忘れない、1日目の日記に書けたことは、

「I was tired」

だけです。

もちろん、もっと書きたかったけど、マジで何も英語にできなくて絶望したことを覚えています。

オンライン英会話に至っても、文法は皆無なので、単語を言って、先生に頑張って理解して貰うしかありませんでした。
ただ、英会話をやるにあたって決めたことは、

• 間違えるのが恥ずかしくてもとにかく何か話す
• わからなかったらわかるまで聞く(それでもわからないけど笑)
•大きな声で話す

の3点です。
アメリカに行ったら、どんなにわからなかろうと自分一人で解決しなくてはいけないと思っていたので、上記3点は結構厳しく守っていました。
ちなみに、100%このお陰とは言いませんが、『英語を使って話す』という観点においては、僕はかなり早くできるようになりました。
今でも、英語を書くより、聞くより、読むより、話す能力が一番高いと思います。


そんなこんなを退学するまでの1ヶ月半くらい英会話、日記、文法の勉強を続けて、立命館から東京に戻る事となります。


退学後については次回のお楽しみに。


下にATCになるための留学で一番最初にやることをサクッとまとめたので、もしよかったら参考にしてください。

I. CAATEからプログラムを提供している大学を調べる:https://caate.net
II. pre-requirements、学費、TOEFLの点数、アプリケーションの締め切りを調べる
III. なるべく早く英語の勉強をスタートする



ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

BOC-ATC(certified athletic trainer)、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、英語学習、アメリカ留学、アメリカ就職などなど、僕にお手伝いできることがあれば、どしどしご相談ください。

あと、感想ありましたら、よろしくお願いします。

Everything is going to be fine.

Kiyo

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