腸に良いことその8
腸に良いことも気づけば、8回目になります。
食べる物と健康の関係をお伝えしたい。
と思い、書き始めたのですが、腸内細菌のことが、とても深いので何回かに分けてお伝えすることになりました。
今回お伝えするのは、腸とは全く関係ないと思われる、
腸とメンタルの関係についてです。
結論を先にお伝えします。
腸内細菌のバランスが、重要なのは
みなさんもいろんな情報から
ご存じだと思いますが、
脳の状態だけでなく
今回お伝えする腸内細菌の状態が
メンタルにも影響を与える
それはメンタルを生み出す材料が
腸内細菌に存在するから
もし、あなたが
広い意味で健康な状態(トータルな健康)
(心身の両面)を考えいるなら
まず、腸を良くすることが
健康になる為に必須であると言えます
(その理由)
上の図の赤〇には、腸内細菌にセロトニンが多くあることが書かれています。
私たちの幸福感は脳で起きます。
しかし、その幸福感をもたらしてくれるのは、実は腸なんですね。
セロトニンを脳に供給してくれているのが腸であり、腸内細菌です。
メンタルを解決する為には、まず「腸を整える」。これは誰にとっても言える、本当のことです。
腸のことは、ここまでで、以下は食べ物が体に与える影響についてです。
(私の経験)
私は、9年くらい前に精神疾患の患者さんを多く診させて頂いていた時期があります。
多くが、病院でも原因がわからない症状でも悩んでおられました。
私は治療院をしていますので、みなさん、体の症状で来られるのですが、体の症状の原因を調べるうちに、根本原因に
心の部分のこと、感情のことなど、
精神的な部分のこと、メンタルの問題が根本にあるということがわかりました。
(慢性的な肩こりや首の痛み、又はめまい、ふらつき、耳鳴り、目の異常症状、耳の異常症状など、肉体的な症状、自律神経が乱れたような症状には、精神的な問題が根本には関わっていることがあります)
ある時、このような方々を診ていて、この方たちは、毎日の食生活も悪いことに気づきました。
そんな時、これらの病院でも原因がわからない症状をお持ちの方に、ナイアシン(ビタミンB3)を多く含む、アボガドを摂ってもらいました。
そうしたら、イライラが減ったり、不安が減った感じがすると言われたのです。
①小腸、大腸、腸内細菌叢を良くして
②体に必要な栄養素を摂ること
→メンタルを良くする
→体を良くする
摂り入れる物を変えることで
気持ちの面を変えていく
このアボガドの効果が、体でどのような反応が起きているのか?これをキネシオロジーの筋力テストで、みてみました。
そうすると、実際にメンタルの指標である感情のツボを押す必要性が減っており、経絡(気の流れる通り道)もいつもより、良くなっていました。
本人もネガティブな感情が減ったと言われていました。この食材を食べることによって、ある人は外にも出られるようにもなりました。
※病院で診断された精神疾患、うつ症状の方は、メンタルな部分も並行して、食べる物も確認する必要もあります。それだけ、食べる物は、個人差もあることなので、診る側は知っておく必要もあります。
このように、メンタルの問題の裏には、普段食べている物の影響が実はあるということです。そして、本当に健康になっていくには、このようにトータルで健康をみていくことが、大切なことです。
私たちは、気づかないうちに、心の部分は心だけ。体の問題は、体だけの問題。という風に、それぞれを別個に考えがちです。
しかし、体のしくみや、今回のように腸の働きを知っていくと、ほんとうは、体から解決できる方法もあり、トータルで体を知る考え方が重要だということがわかります。
次回は、健康をトータルでみていくことで、重要なことをお伝えします。
※私が行っているキネシオロジーという方法は、
「その人の健康に今すぐ必要なもの」を
見つけるための技術です。
もう少しだけ具体的に言うと
今、あなたが抱えている心身の不調を
「食事・運動・メンタル」など総合的な視点で見ていきます。
そこから、その人に合った生活改善法を見つけるのが
キネシオロジーです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?