腸に良いことその7
みなさん、日本人は素晴らしい民族だということを知っていますでしょうか?
私が個人的に日本人のここが素晴らしい!
と思うのは?
正々堂々と!!という言葉がありますが、これをとても意識している民族だというところです。
素晴らしいと同時に特殊でもあります。
実は、先日、それを象徴する出来事が、大相撲の名古屋場所の千秋楽にありました。
大相撲というのは、とても特殊な世界で(笑)
スポーツのようで、スポーツでもない、日本独特の考え方が組み込まれたものですね。
それは、ルールに書いてあるOKなことでも
強くなって位が上にあがれば上がるほど
あえて、それらを行わない方が
その人は素晴らしいと評価される
そんな暗黙の了解的なことがある世界です。
上の位の者は
それこそ、正々堂々と真正面から胸を出し、相手を受けて、勝負で勝つ
という、もしかしたら外国人の方にはわかりずらい考え方ではないかと思います(^_^;)
それが誇り高い、上の人間のすること
という、相撲業界や大相撲を観ている人の意識のなかに、これが実はあります💦
そんな特殊な思想を持った日本人は、食べる物も他の民族と違い、特殊だったということが、わかっています。
私達が、毎日当たり前に摂っている食物繊維。これが、他の国ではあたり前ではなく、「日本食」・ソウルフードの特徴です。
これらが、わたしたちのある重要な腸内細菌のエサになっているんですね。
前回お伝えした、ある種類の腸内細菌をつくりだすのは、「食物繊維」が鍵だということがわかっています。
要約すると、
ある種類の腸内細菌が、「食物繊維」をエサとして食べ、「酪酸」と呼ばれる物質を盛んに放出します。
この酪酸を含む、酪酸菌がアレルギー症状や自己免疫疾患に対して、大きな効果をもたらすことがわかっています。
・酪酸菌について
https://www.mdc.co.jp/content/rakusankin/
酪酸菌は、食事からだと、ぬか漬けからしか摂れないと言われています。
そのため、現在、酪酸菌を含んだサプリメントが、多く出始めています。
食物繊維はお通じをよくする効果などがよく知られていますが、実は日本人にとって太古の昔からとても繋がりの深いものだと言われています。
日本人は、古くは縄文時代の狩猟採集生活の頃から、ふんだんにとれた木の実やキノコなどから多くの食物繊維をとってきたと考えられます。
その後も日本の食卓によくのぼる海藻や根菜などは、いずれも食物繊維がたっぷり。その為、日本人の腸内には、長い時の流れの中で、食物繊維を好んでエサにするクロストリジウム菌などの腸内細菌が多く住み着くようになったと考えられています。
しかし、その日本人にも、腸の異変が起きている。。。
それが、口から入る加工食品などの添加物、または、保湿クリームや化粧品など、肌から入る化学物質、医薬品等によって、大きく影響しています。
なかには、いくら食物繊維を摂っても、この効果が得られないのは、ある種類の腸内細菌たちが、少ない、または死滅している可能性もあるとも言わています。
これは、何かに似ていませんか??
私たちの環境の
化学物質による
大気汚染や海の汚染、農薬の散布で微生物が少ない土壌など
環境汚染の問題=異常気象や天候の変化
それらが私達の体(腸)にも異常が起きている…
環境問題で起きている問題と同じように、実は私たちの腸内環境でも異常が起きているのです。
病気の急増=腸内細菌環境の悪化
私たちは、自分の体を自分で守らないといけない時期に差しかかっています。それは、環境の問題も同じ。
食べる物の影響は、結果的に私たちの思考や感情にも影響してしまうからです。
次回は、腸の状態と思考や感情の関係についてお伝えします。
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