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関節を脱臼した時はこれに注意!!

こんにちは。

最近は、運良く出くわす機会はありませんが、過去には、肩や肘、指など様々な関節の脱臼に出くわす事がありました。

基本的に、私はアスレティックトレーナーですので、整復することはできません。

整復できるのは、お医者さん・柔道整復師の有資格者にはなっていますが、より安全を期すために、レントゲンでの撮影も合わせて整復するのが良いと言われています。

では、整復できない状況で出くわしてしまった場合、何を確認すれば良いのでしょうか。

私が、大事にしているのは、脱臼部位以降の血流の確認です。

脱臼をしていると言うことは、骨の位置がずれていると言うことで、何らかの組織が挟まっている可能性があります。

もし、血管を圧迫してしまっている場合、脱臼部位以降の血流が阻害され、それが長く続くと、二次災害のような事態にもなりかねません。

もし、脱臼部位以降の脈拍が感じられない場合、いち早く整復する必要が出てきます。

近くに整復できる人がいなければ、躊躇無く救急車の要請で良いと思います。

そこで、無理矢理関節を戻そうとして、仮に整復されたとしても、軟部組織を考慮せず戻した事による損傷の拡大の可能性もあります。

美談では済まされない場合もあります。(過去にテレビ放送されたスポーツでもそういう場面がありましたが……)

脱臼した時点で、軟部組織が損傷している可能性は高いので、結局整復しても重症度は変わらないという見解もあるようですが...

いずれにせよ、資格の無い方の無理な整復は危険!というのは変わらないと思います。

緊急時の手段としては、選手自身でのセルフの整復方法の知識を入れておくことがあります。

整復には、選手自身に整復をさせるような方法もあるのです。

(方法は、医学書やネットで検索可能です)

とはいえ、それについてもリスクが伴いますので、本当に緊急時に使えるようなお守りとして、一応選択肢を持っておくというのが良いかと思います。

まずは、血流の確認。

万が一の時のために、覚えておくのも良いのでは無いかと思います!!

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