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現代社会はセルゲーム

 AbemaTVでドラゴンボールを見ました。ドンピシャ世代ではないんですけど、やっぱりワクワク感があって良いですね。セル編を見たんですが、その時感じたのがタイトルの「現代社会はセルゲーム」です。

 孫悟飯は父親である孫悟空にセルという、地球を滅ぼさんとする敵と戦わされますが気乗りしません。悟飯曰く、「お前(セル)みたいな悪い奴でも殺したくない。僕はお父さんと違って戦いが好きじゃないんだ。もうこんなことはやめよう。」とのこと。

 ここで少々私の自分語りにお付き合いください。私は現在大学生で、社会に出るまでのモラトリアムを謳歌できる身分でして、時たまこんなことも考えるのです。「人はいつまで競争をするつもりなんだ?これ本当に必要か?」と。      

 私はこれでも人間なんですが、たまに「目が覚めたらカワイイ猫になってたりしないかなぁ」とか考えています。動物目線で見ると人間は異常な程競争を激化させていますよね。しかもただ激しいだけじゃなく、複雑になっています。多分「正直引くわ〜」ってペットに思われてますよ。

 最終目的はもちろん生きることです。でもそこに至るまでののプロセスが複雑化することでそれを見失ってしまうのです。これは妄言ですが、現代人の精神不安定が叫ばれて久しい背後にあるのは今言ったようなことではないかと勝手に思ってます。

 悟空(先人)からセルゲーム(激しく理不尽な競争)を押し付けられた悟飯(現代人)は遂には仲間の犠牲によって怒りを爆発させますが、現代人は今後どうするんでしょうね。 完

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