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Move to Earn / 歩いてプレーして稼ぐ Genopets 1/2

Move to Earnシリーズの2回目は、Genopetsです。読みはジェノペッツ?英語発音だとジーノペッツみたいです。
いずれにしても、これはなかなか新しいコンセプトで、「歩いて稼ぐ」に「ゲーム性」を掛け合わせてます。

同サイトのペーパーによると、「たまごっちの育てて進化させる感覚と、ポケモンの特訓してバトる感覚と、あつまれどうぶつの森の場所をつくり上げていく感覚を掛け合わせ、ユーザーが運動したりゲームをやることで稼げるというもの」だそうです。なんかおもしろそうだけど、イメージが湧きづらいかもしれません…

例えば、ドラゴンとか動物の幼生みたいな生き物をペットとして獲得した後、プレイヤーは現実世界で運動してXP(Experience Points=経験値)を貯めたり、他プレイヤーのペットとバトルさせたり、ゲーム上で生息地を入手してその土地を整備したりすることでペットを進化させ、ペット=NFTの価値を上げていく、と言う感じです。
なので「運動して稼ぐ」というより、厳密には「運動などによりペットを進化させて稼ぐ」ということになります。

まずサマリーとして、このアプリのユーザー目線でのポイントはこんなところです。

  • 無料で開始可能(ペットを獲得し、運動してXPを貯めて育てるのは無料で可能)

  • ただし、Genoeptsに登録して使い始めるには、ウォレットの接続が必須、且つまだ国内だと取り扱い取引所が限られているSOLが必要なので、少々手間かも

  • また効率よく進化させるにはペットの生息地など課金アイテムの購入が必要(課金ユーザーの方が効率的にゲームを進められるのは、何もWeb3系のゲームに限った話ではなく昔からなので、仕方ないですね)

  • 進化したペットを売却したり、整備した生息地などのアイテムを売却して稼ぐことができる

サービス運営者目線では、

  • Axieに関する課題認識も踏まえ、新規ユーザー流入と経済圏の持続性に配慮した設計に努めている(この辺りは続編で)

  • アプリ内広告で収益を得ているが、2022年7月時点で週580円払うと広告非表示にできる(アプリ入れてみたら、動画広告が結構出てきます。感覚は人それぞれですが、若干「またか…」と感じるくらいなので、それなりの収益を見込んでいると推測)

といった点が見受けられます。
個人的には、Move to Earnと言いつつ、実際はゲームが中心という印象なので、いかに飽きが来ないようゲームを進化させていけるかという設計が肝なのかなと思います。
この辺りは続編で考えてみます。

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