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母から学んだ、私の信念 「最後まで」

私が信念を表す言葉は「最後まで」です。

何事も最後までやり切らないとわからない。
そう思って、何事にも取り組んでいます。

事業を例にあげます。
多くの人は事業をスタートして、50%くらい進んだ時点で、
成果が出ていないと諦めそうになります。
頑張る人でも、80〜90%くらい進んだ時点で、
期待する成果が出ていなければ諦めます。

残りの約10%のところまでいかないと、何も掴めないことが多いです。
100%に達してから成果がで始めることも少なくありません。

「金鉱まで残り3フィート」という書籍があります。

金鉱までわずか3フィート(1メートル)なのに、
そこで土を掘ることを諦めてしまう人が多い。
どんなに苦しい状況だったとしても、
その中に最大の成果を上げるものを得ながら進んでいることを信じること。そして、最後までやりきることの大切さを教えてくれる書籍です。

途中で諦めずに、最後までやり切ったところで、
成功か失敗を判断すべきです。

このことは、私の母が教えてくれました。

私は学生時代に野球やボクシングなどに取り組んでいました。
自分なりに一所懸命やって努力をしていましたが、
思うような成果が出ず、
途中に諦めてしまうことを繰り返していました。

そんな私を見て、母はこう言いました。

今、あなたが頑張っていることを最後までやらないと、
うまくいくかどうかなんてわからないよ。
何事も途中で放棄したら、何も得られないよ。


学生の時は、母の言葉をちゃんと理解ができなかったのですが、
30代後半にこの言葉を思い出し、言葉の大切さに気付きました。
母からとても大事なことを教えてもらったことに、心から感謝しています。


最後まで諦めずに物事に取り組む中で、大切なことがあります。

それは、「小さな成功を積み重ねる」ということです。

例えば、朝に自分が決めた時間に起きられたことも成功です。
このような小さな成功を積み重ね、成功性を身につけることが重要です。
それが習慣に変われば、成功するための力を得ることになります。
細かいことでもこれができれば、
大きな成功を手に入れられる確率が高まるのです。

成功とは大したものではありません。
自分の中にある改善すべきことに取り組む。
それを細かいことでも、一つ一つ改善していく。小さい成功を集めていく。
これが大きな成功を作るのです。

これは、私自身の経験から得たものです。
私の2人の息子にもこのことを伝えています。

一本の線を見ると普通の線に見えるますが、
線は小さな点がつながったものです。
一つ一つの点(小さな成功)が集まることで、
線(大きな成功)ができています。

小さな成功なしには、大きな成功はありえません。


これかも当社は、革新的なビジネスモデルを推進していきます。
その過程には乗り越えるべき課題や困難があるでしょう。
どんなことがあろうと、最後まで諦めずにやり切ります。

それが私の信念です。信念からブレずに突き進みます。




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