テクノロジーが進化すればするほど、人間に求められるのがイチャイチャ
周囲の店から米が消えた。
いつも買ってる出入りの米屋は電話してもつながらない。自動音声で「後ほどおかけ直しください」ばかりである。以降ここで買うのはやめる。
ぼくがこの米屋なら、自分からお得意様へ一軒一軒電話し、現在の状況を説明して、「入荷次第、お届けいたします!」と注文を取っていく。
これ、在庫持たなくていいからむしろ運転資金の回転上も良くなるし、お得意様と声でやり取りできる。温もりのエネルギーを交流できる。こんなまたとないチャンスに、アホやなあ。
まあ、ここのところ腹回りがぽっちゃりしてきたし、米くらい食べなくていいか、と思ってたら妻が「子どもたちが・・・」と言う。子どもを出されると弱い。
ネットで探して、取り寄せた。
ひと安心して、気づいた。「子どもたちが」というが、うちには小さな子どもはいない。まして「たち」と複数形にするほど、いない。一体何を指していたんだろう(笑) 孫たちと同居する未来を見てそう言ったんだろうか。不思議でした。
さて;
南禅寺豆腐のCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)として、Xで「南禅寺豆腐」と検索してみたら意外なのが出てきた。
この温泉とは取引していないはず。
次は「庄内」という単語が出てきた。
この商品も南禅寺豆腐の製品ラインアップにはない。
こちらは京都のようだがよくわからん(笑)
調べてみると、山形県にも「南禅寺豆腐」というのがあるそうだ。
面白い。DMで「京都のも試してみませんか?」と売り込んでみようか。
ブロックされるかなあ。悩み中。
GensparkというAIサービスに以下の指示を出してみた。
京都の老舗豆腐屋 「南禅寺豆腐」を届けたら喜んでくれるであろう日本人のペルソナを、人口統計軸、ライフスタイル軸、心理軸で生成してください
秒で、ダダダダダダダダ・・・と出てきた。
次、Copilotに
京都の老舗「南禅寺豆腐」を喜んでくれるペルソナにどうマーケティングすればいいのかプレゼンテーション資料を作ってください
と依頼した。
これをパワーポイントにしてもらえませんか?
ちゃんと「かにかくに」「山椒が香るおぼろ」など商品名をとらえてくれている。
やれやれ。AIくんたち、めちゃくちゃ優秀じゃん。
こうなると、人間マーケティング担当の仕事は一体何になるのだろう。
やはりお客さんときめ細かくメッセージ、メール、LINEのやりとりをして、時々間違った表現してしまったりして「あ。↑漢字変換ミス(笑)」とかやりながら、イチャイチャだろうなあ。
テクノロジーが進化すればするほど、人間に求められるのが
イチャイチャ
だというのは、文明論的に、面白い。そう思いませんか?
*この際ついでだから、カバー写真もAIに描いてもらおう。
イチャイチャしている子どもと子犬のイラストを描いてください