見出し画像

几帳面なA子さん

やはり女性だった。
かなり手強い。

事情はこうだ。

部屋に案内された。良い部屋。

ただ、ドア開けた瞬間

「誰かいるな」

とわかった。

案の定、バスルームのドアが開かない。

開かないと、いくら部屋がデラックスでも

トイレ&お風呂なし

になってしまう。とほほほほ。

連絡し、係の人が開けてくれた。

鍵、どうなってるんだろう。内側から見てみた。

タテが開いてる時
ヨコ施錠

つまり、ほんらいはタテで開いているはずなのに、ヨコになって、内側から鍵かかってたことになる。

これはニュートン力学的にあり得ない。

掃除スタッフが何かの腹立ち紛れにバタン! と閉めたとしても、ヨコがタテになることはあるかもしれないが、逆はないだろう。

ニュートン力学でなければ、量子力学の出番だ。

簡単にいうと、オバケ。

オバケってのは、パラレルワールドに生きている人ととらえている。だから、量子力学で説明できる。

先週泊まった大津のホテルにもオバケがいて、夜寝ようとすると話しかけてくるので困った。そういうときは

「わかった。そっちで話きくから待ってて」

と言って(アタマの中で言って)、解決した。

夢の中・・・パラレルワールド・・・でオバケの人生相談に乗り、解決してあげたはず(覚えてないから詳細不明。守秘義務的にもその方が良い)。

あのホテルは古いから、部屋オバケが住んでたんだけど、これでいなくなった。

さて、今日のホテルオバケはどうか。

やはり寝付けない。

同じように「わかった。わかった。そっちで話きくから」とやったが、どうも、リアルに3次元的に、「この部屋」にいるようだ。こうなると話はやっかいである。

量子力学の世界にいる人とニュートン力学の世界で話し合い、解決しなきゃならん。

1:33am 起きた。

2:33am 起きた。

そして

あまりにきっかり33分なので、やはり真面目で、几帳面なオバケ(だからバスルームはきちんと施錠していた)。血液型はAだろう。

女性とわかった。仮に名前をA子さんとしよう。

寝る。相談に乗る。A子さん「でも、そうは言っても・・・」眉を八の字にして納得しない。罰としてぼくの足を攣る。痛くて目覚める。1:33am

寝る。相談に乗る。A子さん「ぜんぜんわかってくれない!」怒る。
罰としてぼくの足を攣る。痛くて目覚める。2:33am

こちらも25年キャリア積んだコンサルタントだ。A子の一匹や二匹。寝る。
相談に乗る。A子さん「・・・・」納得しないが、黙る。

罰としてぼくの足を攣る。痛くて目覚める。

「もう、いい!」

声が聞こえた。
あ。いなくなったな。
4:33am

こうなったら寝られない。ヘタに寝ると寝過ごす。

起きて、新刊『ビジネスを育てる』販売促進用のホワイトペパー作成した。

アマゾンで予約受け付け始まってます。


皆さんも、ホテルで、「なかなか寝付けない」「足が攣る」経験があると思います。理由は同じです。

なので、対処法としては、

「あっちで話きくから待ってて」とアタマの中で言ってください。

それで解決します。ウソ? ほんとです。

いま気づいた。
ベッドに長い女性の髪が一本。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?