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テスラが見せてくれた未来

自動車っていうけど、実のところ「手動車」であり、自動的に動くわけではない。でも、テスラは文字通り「自動」車。

自動運転はもはや実用化されている。高速道路であれば、本当に快適。また、渋滞していたら自動化しておけば逆に安全で、前の車に突っ込むことはない。

そして、

テスラはスマホである。

加速、操縦、回生ブレーキ、いずれも好みに設定しておけるし、運転しながら変更も可能だ。この、大型タブレットみたいなパネルは運転席にあって、すごく操作しやすい。

通常はGoogle Mapと連動してナビになる。

電源チャージ中は「あとどれだけ」の指標にもなる。

キィはテスラ型のかわいいもので、特にスイッチとかボタンはない。持っていることがオーナー認証になる。

車から離れて、一定の距離と時間が経てば自動的にロックされる。ドアの取っ手が凹み、手出しできなくなる。

ドライバーの癖を学ぶので(スマート)、乗れば乗るほど自分用にカスタマイズされていく。

そもそもエンジンという概念がない。4つの車輪それぞれにモーターがついていて、バッテリー駆動。

一般の車でいうボンネットを開けても何もない。

CHAdeMoというのが見えるが、これはテスラ専用チャージステーションがなくて、日産のを利用するとき、変換アダプターとして接続するため。

ラジコンみたいなもの。

加速がすごい。

エンジンであれば、「最適な燃焼時の速度」というアナログでギアが必要だが、バッテリー駆動だからデジタルに加速する。

テスラの中核技術はバッテリーであり、もちろんまだ発展途上だから課題もある(満タンにするには家のチャージャーで8時間半、スーパーチャージャー使ってもいいけど、あまりやるとバッテリー寿命が縮まる、など)。

床全部にバッテリーが敷かれてる感じ。

多くはパナソニックを使っているけど、ど真ん中、最重要のバッテリーはテスラが作っており、それは企業秘密とのこと。

つまり、テスラは車ではなく、バッテリーのメーカーだ。

バッテリーで動くロケットを考えているんじゃないかな。

自動運転の技術や、外側のデザイン、製造は誰でもできる。

Appleがデザインした車が出たら、きっと人気になると思う。

iCarとかね。

これからの未来を考えるとき、重要なことは、「その先に人間にとってのどんなJOY+WOW+LOVE and FUNを生み出してくれるか」だ。

思ったのは、SDGsやスマートシティはこれでまた一歩近づいた、ということ。だって化石燃料使わない。テスラを動かしているエネルギー単位はリッター(〇km/L ・リッター〇キロ)じゃなくてアンペアだから。

アンペアだよ!(笑)

もちろん、チャージもキャッシュレス。現金・カードいずれも不要。

本人認証されるから、クラウド上で決済される。

ドライバーがテスラに乗るたび、クラウドへ情報がどんどん溜まっていく。すると、「よくある」行動半径や経路が記録されていく。

その経路にある店舗(コンビニ、スーパー、ホームセンターなど)からの「おすすめ」「クーポン」が提案できるかもしれない。

何より渋滞緩和できるし、5Gが一般化すれば真面目な話、街なかでも自動運転は安全にできる。

救急車や消防車のように秒を争って目的地に到着しなければならない車両にとってのベストルートがクラウドからダイレクトに車へナビできる。

それでも「車の運転したい」という人は「趣味」として楽しむようになるんだろうね。いまでも、老人タクシードライバーの運転は怖いときがある。

自動運転タクシーはめっちゃ安心だし、安全だろうね。

自動車事故は確実に減る。

モビリティ(人の移動)がこのように、クリーンに、安全に、安心になれば、それこそ、理想の街になるよね。

たぶん、もうあと数年で、実現し得る。楽しみー!!

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