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素直な人が伸びる理由

素直な人が、伸びる。

「この本読んだほうがいいよ」読む。
「あの映画観たほうがいいよ」映画館へ駆けつける。

勧められた本を買った時点で、その人は「成長へのドア」を開いた。
映画を観るため、時間を確保した時点で、「成長へのドア」を開く。

なんだかんだ言って読まない。買ってもそのまま。
そういう映画は興味ないから、スルー。

成長へのチャンスを捨てている。

運と言ってもいい。素直な人は、運が良くなる。

運って、スピリチュアルな話ではなく、単純に、「やった回数」。

たとえば、ぼくは毎日note書いてる。書く回数が、運を運んできてくれると信じているから。毎日筋トレしてる。筋トレの回数が、運を高める。

SKY-HIさんが著書の中で言っている。

edhiii boiは日本人ラッパー。BMSG所属、現在16歳。彼はオーディション<THE FIRST>3次審査まで参加したが残れなかった。ただ、その後もSKY-HIさんにデボ・テープを送り続けた。それがデビューのきっかけになった。才能あるから、いつかどこかでデビューはしただろうけれど、中学生のうちに世の中に出られたのは、「素直にデモ・テープを送り続ける」回数があってのこと。

しょうもない「打算」や「計算」などせず、SKY-HIさんの「また何か作ったら、よければ聴かせてほしい」というフォローメールに返球し続けた。だからSKY-HIさんの目に止まる確率が高まった。運を確率だとするなら、高めたければ、回数を増やす。合理的である。じっさい、パスカルも『パンセ』の中で、「運は確率」と。

有名な「考える葦」は、p.226 「348」にあります

JOYWOWの仲間にえっさがいる。

彼がSKY-HIさんの著書を買ったというから、「では、フォーカスマーケティングの観点から評価しレポート提出せよ」と冗談交じりにコメントしたら、真面目に書いてきた。

この「素直さ」がえっさを伸ばしていると思う。運が高まる。

さて、昨日まで出張だったので、久しぶりにオフィスに出ると、郵便物の山。一部だけでも、このありさま。

朝日に照らされてます

お、笹井清範さんからご著書を送っていただいている。ご丁寧なことで、恐縮してしまう。笹井さんが雑誌『商業界』編集長時代、当時住んでいた葉山の海辺で砂を足裏に感じながらミーティングした楽しい思い出がある。たしか、ドラッカー特集だった。以来、ほんと、義理堅く何かとご連絡いただく。義理堅い、というのも見習わないといけないなあ。

パラパラと見て、「これは素晴らしい本だ!」とわかった。そこで、自分用に別途購入し、寄贈いただいたこの一冊は、今日午後からミーティングするクライアントさんに差し上げることにします。笹井さん、良いご本を、ありがとうございます。

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