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メタバースの話

昔流行ったセカンドライフみたいな奴でしょ。つまんないなー。くらいに思ってたけど、しっかりインプットしたら見方が変わった。

メタバースというとVRとかアバターとかそのあたりの業界の流行り言葉な感覚。

自身(アバター)が主人公のゲーム空間があって、VRを通じて色々経験できる。人ともコミュニケーションできる。

そういうものなんだけど、僕がすごいと思ったのはそこじゃない。

上記のモンハンみたいな世界観があるのはそうなんだけど、その世界がどんどん将来的に現実化してくるというのがすごいところ。

SNS的な要素も加わってコミュニケーションもシームレスになる。

当然、メタバース上で買い物とかスポーツ観戦とか、映画鑑賞とか、現実でできることはすべて出来る。

うん、そうだよね。そーゆーもんだよねメタバースって。

僕が凄いと思うのはそこでもない。

上記の世界が完璧になるとどうなるか。

「現実社会とは別の社会を複数持つことができる」

ここがスゴイ。

え?上の説明聞いてたらそんなの当たり前よね。

このスゴさがわからないか。

だって現実の人生があって、それに加えて何個もの人生を歩める世界が持てる、ということだよ。

時代も、年齢も、好きなものを選べる、見た目も選べる、職業も選べる。主義や思想もそう。

1950年代の例えばトルコにて、今生まれた赤ん坊としての生活をスタート、一気に20年後に成長、やっぱ5年前に戻って初デートを経験。イギリスに留学、みたいな人生がメタバース上で歩めるということ。

そこと並行して、別の人生も歩めるし、今の現実の人生も歩める。

スゴイよね。

技術的には5Gインターネットレベルじゃ全然ダメで。もっと極早に処理できるコンピューターと、映像技術、それにヘッドセットとかじゃなく、装着感のない、疲れないVR端末なんかが組み合わさったときに、すごくリアルな仮想空間(=メタバース)がようやく完成する。

20年後?30年後?
分からないけど、こんな世界は30代の今味わいたかったなーと思う今日この頃。

今の幼児とか、そのあたりの世代がドンピシャになるのか。すごくうらやましい未来だ。

https://forbesjapan.com/articles/detail/44255/3/1/1

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