【営業】売れないものを売るということ
私のキャリア
1)システム開発会社でシステムエンジニア8年
2)その会社で企画営業、SES営業2年
3)2021/3転職。銀行のシステム企画担当
今回は2の営業で経験した話。
売れないモノを売ることこそ営業の真髄。
凄く良い商品とか、優秀な営業手法があるなら、誰が営業やってもそこそこ売り上げられる。
SES営業は辛かった。
SES営業の売る商品は「人」
もとい「人財」と言っておこう。
事業会社さんだったり、大手のシステム開発会社さんが、システムを開発してる現場に自社の人財を売り込むのがSES営業の仕事。
良い技術者だとすぐ売れる。
良いマッチングシステムがあれば売りやすくなる。
前職の営業は、そのどちらにも当てはまらない。要するに、売れない商品を話術ひとつで売らなければいけない。
ちなみに、売らなければいけない商品の概要。
・年齢はもれなく55歳以上
・言語はCOBOLオンリー
・基盤知識無し
・プロジェクトマネジメントできない
・できる工程は製造・試験のみ
分かる人なら分かるだろう。
売れない商品だ。
お客様に必要とされてない商品。
例えるなら、生命保険、投資信託、新聞。
この最悪な商品を売らなければいけない。
試行錯誤してたどり着いた答え。
うん、無理だ。。
悟った私は、早々に会社を辞めました。
最後に。
売れない商品を売る人は、頭からネジ一本飛ばさないとやってけない。
これは、馬鹿にしてるのではない。
トップ営業と呼ばれてる人は、例に漏れずそうだと思う。
あえて演じてる人もたくさんいるだろう。
バカでも演じれば勝てる。
そこが営業のいいところ。
学歴でも容姿でも体力、根性でも無い。
いかにバカになれるか。
これにかかっている。
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