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キャロットクラブ募集馬(2020年産)AI馬体診断

2020年産の一口クラブ募集馬AI馬体診断の第16弾として、社台・ノーザン系クラブのトリをつとめるキャロットクラブの募集馬の診断結果を紹介する。

全91頭の募集で、満点評価の馬は11頭、平均スコアは0.51。平均では社台・ノーザン系としては標準的な結果と言えるが、満点評価の数はここまでで最高となった。関東入厩予定の馬が満点評価2頭で平均0.44、関西入厩予定が満点評価9頭で平均0.58と、偏っている感じはある。エース級種牡馬の産駒でも大きな差が出ているのが見て取れて、ロードカナロア産駒の平均は関東0.22で関西0.72(4頭中2頭が満点評価)だったり、エピファネイア産駒の平均は関東0.54(3頭中1頭が満点評価)で関西1.00(3頭すべて満点)なのが中でも目立つところ。

種牡馬別でも平均スコアがかなり高いものが見られた。上でも紹介したエピファネイア産駒は平均が0.77で、全6頭のうち4頭が満点という非常に高い評価となった。満点評価は、社台系の募集馬でも10頭に1頭ぐらいしか出ないことからみて、異常なほどの高評価と言える。この中に第2のエフフォーリアがいるんじゃないのかと思うぐらい。
その他、募集頭数の多い種牡馬(5頭以上)の平均スコアを見ると、ロードカナロア0.44、ハーツクライ0.54、モーリス0.39、ドレフォン0.63、リアルスティール0.71であった。リアルスティール産駒は平均もかなり高いが、満点は5頭中1頭のみ。

募集価格の高い馬について見ても、関東と関西でのスコアの差が非常に大きかった。募集価格7000万円以上の高額馬を見ると、関東は4頭で平均0.17、関西は2頭でいずれも満点という非常に極端な評価。極端すぎてコメントに困る。

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