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ターファイトクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

(2023/11/20: 追加募集の1頭の評価を追加。本文は修正なし。)

2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第11弾として、ターファイトクラブの募集馬の診断結果を公開する。

当歳時から募集していた馬を含めて全20頭の募集で、平均スコアは0.37、満点評価は無しとなった。日高系の一口クラブの中で見るとかなり上位に位置する平均点と言える。なお当歳時から募集している馬は、2023年6月に撮影された最新の近況写真を用いて評価を行っている。
募集金額とスコアとの相関を見ると、4頭いる募集総額3000万円以上の募集馬(それほど高額と言える訳ではないが)の評価スコアはそれぞれ0.74, 0.07, 0.66, 0.97で平均スコア0.61と、かなり高評価される結果となった。

2023/11/20 追加募集馬の評価を追加

ターファイトの2020年産のAI馬体診断結果と現在までの競走成績を比較して、AI馬体診断の精度を検証してみる。
2020年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、そこで診断スコア0.50以上の評価を得ていた3頭の中央在籍時の競走成績(2023/07/28現在)を見ると、以下の通りとなっている。
・0.69 ファルシオン(現役:5戦1勝 [1-1-0-3])
・0.56 コンクイスタ(中央抹消:2戦0勝 [0-1-0-1])
・0.55 スマイリングウェイ(中央抹消:6戦0勝 [0-0-0-6])

ここまでターファイトのこの世代では、AI診断を行った募集馬17頭のうち5頭が勝ち上がっていて勝ち上がり率は29.4%。上に挙げた上位評価は3頭のうち1頭が勝ち上がっているので勝ち上がり率だけを見れば悪くはないが、成績上位馬を見ていくとG3共同通信杯を勝ち皐月賞1番人気3着のファントムシーフは評価スコア0.00だったり、既に3勝を挙げて準オープン入りをしたハチメンロッピがスコア0.13だったりと、どうも評価がうまくいっていない結果となってしまっている。

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