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YGGオーナーズクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

(2023/12/03: 再追加募集の3頭の評価を追加。本文は修正なし。)
(2023/10/20: 追加募集の7頭の評価を追加。本文は修正なし。)

2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第10弾として、YGGオーナーズクラブの募集馬の診断結果を公開する。

地方所属3頭を含み全11頭の募集で、平均スコアは0.24で、日高系の一口クラブの中で見ても標準的より若干低い平均値であった。
あまり高額と言えるような募集金額の馬を揃えないクラブではあるものの、中でも金額の高低とスコアとの相関を見ると、最高金額であるランウェイ2022が0.06、それに次ぐウェルアウェイ2022が0.00とかなり低いスコアだったりするので、募集額が高いほど良い評価が出るようなものではないことが分かる。ただ、診断スコアの最高値を出したトレサンセール2022は3番目に高額な募集馬だった。

2023/10/20 追加募集馬の評価を追加
2023/12/03 再追加募集馬の評価を追加

YGGの2020年産のAI馬体診断結果と現在までの競走成績を比較して、AI馬体診断の精度を検証してみる。
2020年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事。他のクラブでは高いスコアを出した募集馬の中央での成績をそのクラブの平均と比較したりして検証したのだが、YGGの2020年産は中央募集がわずか6頭で、また高評価の馬は地方募集に固まっていたこともあったので、例外的に地方所属の3頭の高評価馬の成績を見てみたい。

AI診断で高評価されていたのは以下の3頭である。
・0.94 モモナ(15戦1勝, 獲得賞金292万円)
・0.87 ブエラフェルテ(14戦3勝, 獲得賞金540万円)
・0.79 ラッキーストーリー(17戦4勝, 獲得賞金1,108万円)
最高評価のモモナはあまり良い結果が出せていないが、他の2頭は募集額と同程度の賞金を既に稼ぎ、いずれも重賞に出走するまでになっているなど、それなりの活躍ができている。
募集頭数も少なく、地方での出走なので他のクラブのように中央の成績で評価するのとは勝手が違うが、高評価していた地方所属馬はまずまずの結果を残せたと考えて良いだろうか。
なお中央所属馬6頭のうち2023/7/25時点で唯一勝ち上がりを決めているトレブランシュは診断スコア0.14とあまり良い評価をできていなかった。


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