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中年ゲーマーの行方:その2

先日「電撃オンラインch」で配信されたこの配信が、非常にノスタルジックだったので思わず書いてみました。


この配信で取り上げられている「バーチャファイター4 エボリューション」はアーケードの発売が2002年のようですので、ざっと18年前のゲームです。このゲーム、当方がおそらく一番マジメに対戦をした格闘ゲームで、弱いながらもゲーセンでモリモリ対戦プレイをしていました。一緒にプレイしてくれる同僚がいたのも熱心だった理由の一つです。キャラはベネッサで五段くらいまでは昇格した記憶がありますが、まぁ、その程度です。

当然「eスポーツ」なんていう言葉は無い時代ですが、発売元であるセガがプロモーションとして全国のゲーセンでの予選や、予選通過者による全国大会などを運営していて非常に盛り上がっていたのを覚えています。

また、このゲームはカードによる段位システムや、携帯電話(当時スマホなんてものは無かった)との連携によるリアルタイムな戦績、プレイヤー、店舗などの検索システムがあり、他のゲームとは一線を画した環境でした。今思えば素晴らしく画期的な進歩だったのだと感心させられます。さすが時代を先取りしすぎるセガ。

時代背景的にはこんな感じですが、この配信に出演する人達はその位の時代に日本全国に名を轟かせた方々です。配信の冒頭で言っていますが、「20年前だったら豪華メンバー」と言ってるのがおっさん的にツボでした(笑)

ゲストの「大須昌」氏は、現在フォトグラファーとして活躍していますが、以前はプレイヤー、ライターとして活動していたはずです。しかし、ある理由で一線を退いてしまいます。その辺はご自身が動画で語っていますので、そちらをご覧ください。

他にも、出演者から「親方」と呼ばれている「栗田」氏や「闇よだれ」氏も当時は著名なプレイヤーでした。当時はよく誌面でこれらの方の名前を見かけたものです。

失礼ながらMCのゴローさんがバーチャプレイヤーだったのはこの配信で初めて知りました。配信中で意外とパイを動かせているのを見て「ん、当時やってたのかな?」とか思いましたが、俗称「緑本」に顔写真が載っている事や、「人間学園」に属していたらしいという事からも相当のガチ勢だったと思われます。すいませんでした。

ちなみに「人間学園」は当時有名だったコミュニティで、色々と変な噂があったのを覚えています。興味のある方は検索とかしてみるといいかもしれません。

配信中で「俺はメディアの人間だから」と言っている通り、ゴロー氏と栗田氏は現在カドカワ系のメディアで働いているようです。以前の記事でもちょっと書きましたが、ゲーマーが中年になった際の立ち位置としては理想の一つではないでしょうか。

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全然関係ないですが、福岡に「闇よだれ」という居酒屋があるようです。前述の著名プレイヤーと関係があるかどうかは定かではないですが、福岡に訪れた際はトライしてみたいと思います。

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