見出し画像

新型コロナウイルスに2つの型

驚きのニュースだ。

中国の研究チームが、新型コロナウイルス(COVID-19)は大きく2つのタイプに分類でき、感染力にも違いがあると発表した。

北京大学から発表された論文によると、103個のサンプルを分析した結果、「L型」「S型」に大きく分類できるそうだ。

全体のうち、約7割が「L型」であり、感染力も強い。

一方、「S型」はコウモリから検出されたコロナウイルスの遺伝子とも類似することから、古くから存在していたとみられている。
(詳しくは以下URL参照)

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000178040.html

以前から、本noteでは、新型コロナウイルスにおいて、「ADE(抗体依存性感染増強現象)」の可能性があることを取り上げていた。

まさに、今回のニュースにより、その可能性が強くなったというわけだ。

新型コロナウイルス(COVID-19)の再感染or再燃時の重症化は、デング熱におけるADE(抗体依存性感染増強現象)と類似|T-カエル #note https://note.com/kjagu2elleaoi/n/na59b82783748

ADEが見られるデング熱には、4つの型があるが、1型に感染すると、1型の抗体と、他の不十分な抗体を作る性質がある。よって、2型等の別の型のデング熱に感染すると、それらの不十分な抗体とfc受容体が結合してしまうことで、重症化してしまう。

今回、新型コロナウイルスに2つの型があるとすれば、ADEが今後立証されてくる可能性もある。

個人的には、感染力の強い「L型」に感染してしまうと、今後、一旦終息したとしても、古くから存在している「S型」は今後も残る可能性があるため、この先、感染した時に、ADEを起こし、重症化するというようなパターンが考えられる。

いずれにせよ、これが今後あらゆる国等で立証されていくと、「再感染」というこれまで謎であった部分が色々と解明出来るであろう。

しかし、あくまで、可能性に留まるため、過度に反応をすることは良くないが、こういう可能性もあることを考え、そもそも「感染しない」ために、各自、何が出来るのか?

改めて意識をして生活するべきであろう。

ワクチンの開発には、1年以上かかるため、それをあてにすることは、得策ではない。

手洗い、うがい、マスク、アルコール消毒等の基本的な対策を、入念にすることをお奨めする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?