量産品との付き合い方を自分の視点でまとめてみたい

育児休暇をとったことで、育児以外にも家を整える時間が出来ました。
子どもが今後成長した時や、復帰後の生活を考えて道具を捨てる・買うということをしたり、模様替えをするなどしています。
そんな折、ふと冒頭のツイートを思い出しました。

プロダクトデザイナーに出来る事ってなにもモノを作るだけでなく、人が生活に使う道具を選ぶときのヒントをまとめることも出来るのでは?
そんなことを思ったわけです。

まだ具体的な内容は書き出せてませんが、ひとまず脳内にある内容を目次代わりに書き出しておこうと思います。

社会人になって数年、自分の生活を少し良くしていこうと思っている人に向けて、プロダクトデザイナー目線で量産品と付き合うときのヒントをまとめていきたいと考えてます。

特に「どうやって安く作っているのか、またその工夫は何を犠牲にしているのか」という点に着目し、よりよい道具選びのヒントを探っていこうと思います。

なお、私自身が属していない会社の製品について予測する内容が多くなると思います。あくまでも自分の知識をベースに、実際の製品を観察しながらの予想であることをご理解いただいた方に読んでいただきたいので、
有料の記事を予定しています。

素材と加工法という視点から考える

工業製品に用いられる素材は様々です。プラスチック、木材、金属...
そのすべてを書き出すことは難しいので、生活で使う身近な道具を事例に、素材の特性と加工方法を紹介し、それぞれの得意不得意を考察していきたいと考えてます。

物流の視点から考える

量産品はただ作るだけでは売れません。工場から出荷し、お店で販売する必要があります。通販であれば物流拠点からの出荷かもしれません。製品はただ使うときのことを考えれば良いわけではなくて、どう運ばれるかも考える必要があります。製品を運ぶ必要があるという制約が、実際の製品にどのように反映されるのかについて考察してみたいと考えています。

部品同士の組み合わせという視点から考える

多くの製品は二個以上の部品から作られ、数百点以上の部品が使われることもあります。複数の部品を組み合わせる製品を設計する上で考慮する必要のある「交差」という概念を紹介し、その制約が実際の製品にどのような影響を与えるのかを考察していこうと考えています。

商品企画的な視点から考える

メーカーは基本的には営利目的の企業ですから、利益を出す必要があります。上記の内容も鑑みて、どうやって利益を確保できる商品を企画するかを自分の知っている範囲で解説し、商品として販売できるもの、できないものを考察していきます。

自分にとって最適な道具を選ぶための視点を考える

量産品は文字通り、大量に生産することを前提としていますが、量産するうえでの制約を常に受けます。つまり、完璧で万能な製品は作りえないため、「ある状況の人たちにとって適しているであろう製品」があるだけなのです。製品を選ぶうえで、自分に合ったものを見極める考え方をまとめていきたいと考えています。

量産できない道具は自分で作るしかない

実は自分が一番言いたいのはこれなんですが、量産品ではどうしてもカバーできない領域が存在します。書く内容が全くまとまっていませんが....
とにかくそういう記事を書きたいと考えています。


今日はこれにて。

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