子どもの異変に常に気づいて背中を押し続ける存在でいる。
■活動の経過報告。
■最近の自炊の記録。
■子どもの異変に気づいてあげるのは大変。
実はずっと気がかりになってたことがありました。それはベトナム🇻🇳人の11歳のプライド高い生徒の子なんですが、僕と出会ってすぐの時は授業終わってすぐ宿題やったりテストで点数が悪いと落ち込んで泣いたりして負けん気がかなりあったんです。
でもいつの日からか今日まで全くそれを見ることができなかったんです。むしろムスッとしてる時が多かったんです。で、僕はカンボジア🇰🇭のクメール語をベトナム🇻🇳人の子どもらに教えてきてるんですが、彼女たちは正直覚えが悪いです。
でもそれは生徒が悪いんじゃなくて仕方ないんです。なぜなら、何事も毎日勉強しないと習得できないからです。でも僕は週2回しか今は授業ができないんです。
加えてベトナム🇻🇳人の子どもらがカンボジア🇰🇭のクメール語を覚えるという行為は第二言語を覚えるということです。日本人の僕はこの1年ちょっと英語を勉強してきました。すなわち僕も今、彼女たちと同じように第二言語を学んでるんです。
僕はもう第二言語を習得するためにはどうすればいいのかを大体は理解できてます。今ベトナム🇻🇳人の子どもらが第二言語、クメール語を習得する方法は2つです。
①毎日僕らがベトナム🇻🇳人の子どもらに教える
②彼女たちが自分達でスマホなどのデバイス使って授業ない日でも勉強する
今言ったように今は週2回しか行けないので彼女たちは②をやるんじゃないんです。僕は②をすでに試みたんですが、彼女たちは自分達で勉強しません。だから無理なんです。
今僕が動画などと向き合って毎日英語の勉強してるように、彼女たちもスマホなど使って自分で勉強しないと週2回だけ勉強してても覚えられないんです。
でも僕は今「 何もやらないよりはマシだ 」という気持ちで取り組んでます。それでも一応進んではいるので。
で、プライド高い子の生徒のお母さんはどうも彼女に「 あんたはなんでこんな覚えが悪いんだ!? 」みたいな感じで結構怒ってたみたいなんですよ。これは先日アルバイトの女子大生が言ってました。
で、お母さんは「 この子は貧しい家庭で育ってるし頭が良くない 」みたいなことも女子大生に言ってたんです。
僕はすかさずそこで女子大生に
「 いや違います、彼女が悪いんじゃなくて、僕らが今毎日どうしてもあなたの家に行けないし、今彼女がクメール語をマスターしようと思ったら授業がない日でも自分で勉強しないと無理なんです。決して彼女の頭が悪いんじゃないんです。むしろ彼女は負けず嫌いだし可能性があります 」
ってことを「 お母さんにあえて生徒のいる前で言っておいて 」って伝えたんです。それで彼女の様子がどうなるかを見てみたかったのですが、やはりそれ以降は彼女の顔が明らかに晴れてました。
ちなみにこれってお世辞でも何でもなくて、彼女は「 私はいけるんだ、できるんだ! 」って思うことができたら多分めちゃ努力できる子なんですよ。
そこまで僕が持っていくことができるかどうかにかかってるんです。で、お母さんが彼女の自信をなくすようなことを言ってたことを僕は知らなかったのでそれが原因で元気がなかったんだと思うんです。
もちろん僕が毎日行ってあげれてない上に、お母さんもまともな教育受けて育ってきてないと思うので子どもに言ってはいけないことを言ってしまってるんだと思います。
すると子どもは
「 自分は貧しい家庭で育ってるし、みんな学校行ってる中で自分は行けてないし、全然覚えれてないから頭も悪い、私には無理なんだ・・・ 」
みたいなことを考えてしまって、そもそもこんな考えでいてやる気出るわけないじゃないですか?貧困の家庭で育つと勉強もそうだし体験格差ができるんです。
例えば僕が過去教えてた学校行ってない生徒の子は生まれてから9年間、自分の街をほとんど出たことがないと言ってました。それはお金がないからできることが限られるからです。
お金がないと行動範囲もやることも限られる。でも逆に僕みたいに資本家の父の元で育つとお金があるから海外旅行、塾、スイミング、スポーツとかいろんな経験をさせてもらって大人になることができるんです。
この二者の間に20歳、すなわち生まれてから大人になるまでの20年間でどれだけの差ができるかわかりますでしょうか?大人になってからこの差を埋めることってできないんです。だからなるべく若い時に介入してサポートしていかないとダメなんです。
僕の生徒たちは7歳〜11歳くらいなので、僕の経験上、10年間しっかりした人の横できちんと教育受けたら逆転だってできるって信じてます。
なぜなら、僕はカンボジア🇰🇭移住して活動始めてからめちゃくちゃ賢い人たちと出会うことができて、それ以降は毎日学んでるんですが、
例えば自称俺すごいみたいな人と6時間一緒にいて学んでる人と、ほんまに賢い人から2時間学んで4時間ぼーっとしてる人とだったらどっちが伸びると思いますか?これってダントツで後者なんですよ。
僕は日本にいた時に自称俺すごい人としか一緒にいてなかったんです。だから今とかつてを比較できるんですが、今出会った人たちの方が何倍もレベルも高いし考えもやってることもまともです。
だから賢い人たちの言ってることをベースに日々勉強しまくったらものすごいスピードで成長できるんです。というか、既にそれはできてます。
じゃあその学んだことを子どもらに教えていけばいいんです。僕やこのコラムを読んでるあなたであれば可能ですが、絶対ほとんどの人がたどり着けないところに今は35歳ですが2年前の33歳でたどり着くことができたんです。これは本当に大きいです。
だから僕はフリースクール創ってから生徒に学校では教えてくれない、少なくとも大多数の日本人は知らない資本主義、民主主義で生きていく上で絶対に欠かせないことを中心に教えていきます。
すると、絶対に逆転するか、逆転できなくてもほとんどの人が知らない大切な知識を頭に入れることは可能です。すると絶対にこの世の中で有利に生きていけます。
とまぁそんな感じで、もっとはやく生徒の異変に気づくことができればなと思いました。次、生徒の機嫌が悪い、落ち込んでるようなことがあったら、お母さんにまずは聞いて日々どんな言葉をかけてるのかを聞きます。
ちなみにもうお母さんには「 ネガティブな言葉はかけないでくれ 」って伝えてあります。言葉の力は良くも悪くも本当に凄いので。
経済的に貧しい家庭で育ってるからこそ常に見守って応援してポジティブな言葉をかけ続けないと子どもらがすくすく育って大人になってから活躍するなんて絶対に無理やなと今回経験して思いました。
精神的に安定する、常に子どもらが前向きになれるように仕組みを作ることにもフォーカス当てます。
今日はこれで以上です。また水曜日に更新します。
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