基準の欠落した世の中で、浴びせられる情報の良し悪しを適切に判断する能力が備わるはずもない。映画やゲームで死体を何度も見たことはあっても、命の尊さについてじっくり考える機会が日頃与えられていなければ、人の死は「死体」への変化でしかなく、戦争のニュースを聞いても他人事でしかなくなる。

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