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奥能登国際芸術祭に行ってきました🎨

2023年9月23日〜11月12日に
石川県珠洲市で開催されている「奥能登国際芸術祭」。
2017年に初めて開催され、今回は3回目。
わたしは前から気になっていたものの、なかなか来れず、今回が初参加となった。

まずは作品鑑賞パスポートをゲット

1冊3,300円
これで全ての施設に入ることができる。
このパスポートを持っていると、周辺のお店の特典なども受けることができる。

スタンプラリーになってて、全部埋めたくなっちゃう
全部制覇すると特典があるらしい!


旧清水保育所 塩田千春「時を運ぶ船」

赤い糸は毛糸で作られている

一番ストーリー性に感銘を受けた作品。
開催地、珠洲市は揚浜式製塩で有名な場所。
振り撒かれる塩を赤い糸で表現しているんだとか。

会場の旧清水保育所は目の前に海岸が広がり、いくつも塩田が広がる様子を見渡せる。
奥能登の製塩業が廃れた後もただ独りで揚浜式製塩を守り続けた故・角花菊太郎氏のエピソードに触発され、 作家は珠洲の塩作りに関連した作品を制作。中央に配置された塩田用の砂取舟から、壁や天井まで赤い糸が張り巡らされ、塩作りの技術を守ってきた人たちの記憶や歴史に光をあてる。

奥能登国際芸術祭ホームページより


スズ・シアター・ミュージアム

2016年に閉校した西部小学校の体育館を全面的に改修し、珠洲市の文化の保存と活用の拠点として2021年9月から再スタート。
No.2
大川友希〈日本〉待ち合わせの森
博物館と劇場が一体化したミュージアム
地元の人の家に残っていたものを収集したらしい


坂 茂 「潮騒レストラン」

手前はショップ
ランチにカレーを注文
チョコケーキはシェアした
甘すぎずめちゃ美味しかった!


ゴジラ岩

岩の形がゴジラに見えるから「ゴジラ岩」と名付けられている(そのまんま)。

たしかにゴジラに見える


ファイグ・アフメッド「自身への扉」

ゴジラ岩のすぐ隣に突如現れる鳥居。

鳥居にはキラキラのフィルム?みたいなのが細かくついていて、キラキラしている


奥村浩之「風と波」

突如現れる


能登半島最先端「禄剛崎」

日本列島ど真ん中の場所でもある。
灯台がとにかく可愛いし、
展望台から水平線が180度見えて最高の景色。

明治16年に初点灯。
菊の紋章がある灯台は日本で唯一。


旧粟津保育所 カールステン・ニコライ「Autonomo」

バッティングセンターのボール?が
随時発砲され、
丸いパネルに当たって跳ね返され
ボーンって音が鳴る


「図書室:カールステン・ニコライが推薦する子供の本」


旧小泊保育所 山本 基「記憶への回廊」

白い部分は全部塩


鉢ケ崎海岸 ラグジュアリー・ロジコ「家のささやき」


トビアス・レーベルガー「Something Else is Possible/なにか他にできる」

廃止された線路が近くにあるよ


見附島

珠洲市といえば見附島のイメージ。
わたし自身、珠洲市に初めて来て、念願の見附島を見れて嬉しかった。

島まで歩いて行ける
ライト利用して
「スズ」ポーズしてる


48の作品が珠洲市内に散りばめられている。
今回は、海岸沿いの作品を中心に巡って、
12作品鑑賞。

全部巡るには2泊3日くらい必要になりそう。

珠洲市は石川県の最先端で
大きなショッピングモールとかも無いし、
保育園や小学校は統廃合が進み、
若者は少なく過疎化が進んでいる印象だった。

でも、こんな素敵なイベントが開催され、
閉所・閉校した保育園や小学校が
アートの舞台に生まれ変わっていて
町が賑わっている様子を見れて
すごく嬉しかった。
心から込み上げるものがあった。


次回開催された時にも是非行きたいと思う。
金沢から車で2時間ほどかかる場所ですが、
ぜひみなさんにも訪れていただけたら嬉しいです。


ここまでお読みくださってありがとうございました!

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