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淡路夢舞台と長岡さん。

この旅で、一番印象に残っていること。
それは「長岡さんとの出会い」だ。

長岡さんは淡路夢舞台でボランティアガイドをされている方。

中国地方一周旅の帰りに寄った淡路夢舞台は、あまりにも広く、どこから巡れば良いか分からず、彷徨っていた私たちに声をかけてくれたのが長岡さんだった。

淡路夢舞台は世界的に有名な建築家、安藤忠雄さんが設計された複合文化リゾート施設で、安藤建築の素晴らしさにどっぷり浸かれる場所。

素敵な場所で素敵な人に出会った
とてもとても素敵な一日を忘れたくないので、ここに記録する。


淡路夢舞台とは

前述でも少し触れているが、少し概要紹介。

淡路夢舞台は、2003年3月に兵庫県淡路島にオープンした複合施設。ホテルやレストラン、国際会議場、野外劇場、植物館などがある。

関西国際空港の埋立用土砂を採取した跡地を、緑豊かな自然と調和した空間に再生する環境創造型プロジェクトとして建設されたそうだ。


安藤建築の特徴

こちらについても簡単に触れておきたい。

キーワード的にいうと下記のとおりでしょうか…?
(建築は大好きなんですが、まだまだ勉強中なので文章で語れるレベルではございません。。。)

  • コンクリート打ちっぱなし

  • 幾何学模様

  • 曲線

  • 空間と光のデザイン

  • 地中

  • 自然との調和

わたしが、聞いてパッと出てきやすいかなと思う建築物は

  • 21_21 Design Sight(東京)

  • 表参道ヒルズ(東京)

  • 地中美術館(香川)

  • 風の教会(兵庫)

  • 水の教会(兵庫)

安藤忠雄さんは独学で建築を学ばれたそうで、生い立ちなどもとても興味深い方。
しれば知るほどファンになる。


ここからは、振り返りスタート。

12:30 淡路夢舞台に到着。早速迷う&長岡さんとの出会い。

入るやいなや、「何ココ?!広〜〜!」となり、迷う2人。

そこに長岡さん登場。
「どこ行きたいのー?」だったかな?
ちょっと、なんで声かけてもらったかは忘れちゃったんですけど(大事なとこ)、言葉を交わして、「案内してあげるついてきな〜」といった感じで案内してもらえることに。

まずは全体を一望できる高いところに登りましょうか、と移動する。


12:40 円形フォーム「日時計」

移動途中でレストラン棟の壁面に日時計を発見。淡路夢舞台のシンボルらしい。

建物の中央に広い空間が。
コンクリート打ちっぱなしと美しい曲線と、
光の使い方が素敵。


12:45 山回廊と海回廊。水面に敷き詰められた「貝の浜」

廃棄される予定だった貝殻をリサイクル。
1枚1枚を選別して洗浄し、
職人さんの手で詰められているそう。
1つの壮大な作品なんですね!
(割れちゃったりで手入れ大変やねんってコソッと教えてくれた)
スペインの「アルハンブラ宮殿」をモチーフにしたらしい


12:55 エレベーターに乗って「百段苑」へ

「階段よりもエレベーターが楽やで」と長岡さん。
さすがです!
あっという間に高い場所へ到着。

フォトジェニックな景色!
右奥の四角い建物が乗ってきたエレベーター

しばし百段苑をお散歩。

花壇の数は100個。
阪神淡路大震災被災者への「祈りの庭」として設計されたもの。
ブロックごとに「海に祈る庭」「収穫の庭」「淡路メドウガーデン」とコンセプトが分かれているのだとか。

花の種類はキク科。
世界から集められたキク科の花を楽しむことができる。

(全部長岡さんからの受け売り&案内板情報)


13:30 「海の教会」へ

コンクリート打ちぱなしの天井に
十字のスリットが入っており
太陽の光が降り注ぐと十字架に。
光の演出うますぎる
「鐘鳴らしたるわ〜」っていって
ボタンをひょいと押してくれた長岡さん。
ガイドさんでもここまでできる人おらんよな。
(相当の権力者と思われる笑)


13:40 「グランドニッコー淡路」にも行ってみる

可愛い椅子

「ホテルの部屋見せてあげたかってんけど今日ダメらしいわ〜」と事務員の方に交渉までしてくださった長岡さん。
本当に感謝。
宴会場のロビーはOKもらえたとのことで見学させてもらえることに。

青と白とゴールドの組み合わせが
なんともめでたい!


13:55 長岡さんとお別れ(感謝!)

約1時間、何も分からないわたしたちにつきっきりで、一緒に歩いて案内してくださった長岡さん。

実は、膝の手術をしたため、しばらくボランティアガイドをお休みしていたという長岡さん。
この日が久しぶりの復帰日だったんだとか!

そんな日に出会って、
一緒に時間を過ごさせてもらい、
とてもご縁を感じている。

感謝してもしきれないです。
本当にありがとうございました!!
長岡さんとの出会いは宝物です。

わたしにとって淡路夢舞台は
建築美の素晴らしさはもちろん、
長岡さんと出会わせてくれた素敵な場所。

そして長岡さんは、
淡路夢舞台をより素敵な場所にしてくれた人。


素敵な場所には素敵な人あり。
心からそう思える、中国他方一周旅の良い締めくくりとなりました。


以上、淡路夢舞台と長岡さんのお話でした。

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