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半導体とワクチンは巡り巡るどこまでも そして製造業の今後 投資はドラゴンのごとく舞い上がれるか

今後の株式投資をどうするべきか?そのことを私が関わってきた製造業での経験からの目線で今まで投稿してきた記事の一部を削除し、削除した文章に改定を加えて書いた初めての有料記事です。
経験に頼ってその目線から書いた拙い文章なので、そのことを承知の上ご購入していただければ幸いです。

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ちなみに私は高卒で金融の知識持ち合わせておりません(簿記3級と生産管理の仕事で工業簿記ほんの少し程度の知識)。よって以下文章に一切の責任を負いません。投資は自己責任・自己判断で。


半導体

半導体はすべてに通じる

世界的な半導体不足。その解消に努めるべく半導体関連企業は増産体制、積極的な設備投資に努めている。が、ことはそう簡単にはいかない。

半導体製造設備で必要な物
半導体工場に必要とされる主要設備をあげてみる。
1 クリーンルーム・気圧調整装置
2 湿温度装置
3 純水装置・タンク 排水処理装置・タンク
4 変電装置
5 高圧ガス・特殊ガス設備

以上5点以外で忘れてはいけないものに半導体製造装置、自動送り機とかまだまだ沢山あるのだが半導体製造工場で半導体製造に使われている設備や機器にはまた半導体が必要となってくるのである。
その半導体が今世界的に不足している。そして半導体工場の設備製造機器を製作するメーカーの機械(NC・MCなどの加工機等)、半導体材料を製造(シリコーン等)するメーカーの設備機器、半導体に関連する原料・資材・機械を保管する自動倉庫に運搬するフォークリフトやトラックなどの輸送手段、とにかく機械といえば基本半導体が使われていると思ってもらえばいい。半導体不足を解消するために半導体メーカーは設備投資を推し進めているがその設備投資を行うにあたって半導体メーカーに納入している業者にはまた更に半導体を必要とされる設備投資が必要とされる。
今まで私が半導体不足に関連するニュースで半導体不足が解消されるには短くて2年と言った根拠である。

半導体といっても最新技術を利用した最新鋭のものから、コストも安い「旧世代」と言われる非先進性のものも含めて様々である。
現在その旧世代の「DRAM」の価格が高騰している。ちなみに日本でDRAMを製造しているのはエルピーダ・メモリ一社のみ。このことが日本において半導体が必要とされる製品を作っている企業、特に自動車産業に打撃を与えつつある。半導体は最新最先端技術だけが肝ではないのだ。
いま日本での半導体事業は一部を除き風前の灯火。日米半導体協議をその元凶として指摘する声もあるが、問題は莫大な設備投資を怠ってきた経営陣にある。とはいえ1兆円2兆円と投資できるかと言えば私が経営者なら絶対に躊躇する。半導体事業は巨額な資金を投下する大ばくちであり好不景気の波をもろに被る。

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