見出し画像

僕の持病について

すごく重々しいタイトルと
なってしまいましたが、

今回は僕が2017年から
持っている病気について
書こうかなと思っております。

なぜ書こうと思ったのかなどは
後半で綴るとして

まずはじめに
僕は2017年ごろから
「潰瘍性大腸炎」という病気になりました。

潰瘍性大腸炎とは
大腸に潰瘍や炎症がおこる病で
国指定の難病。

難病指定されているが
全国には20万人ほどいると
言われている病気です。

この病気について
あまり知識があるわけではないので
当事者としての感覚で書かせてもらおうと
思います。

2017年の夏頃
ある時期から便に血が混じるように
なってきました。

最初は痔なのか、
何か一時的に調子が悪いのかぐらいで
あまり気にはしていなかったのですが

徐々に便ではなく
血のみがおしりから出てくる日が
出てきました。

これは何なのか
自分で調べると恐ろしい病気たちが
スマホを埋め尽くし
目を背けたくなりましたが
とりあえず肛門科に。

そこで診てもらって言われた先生の一言

「あの血便の件やけど、痔はあるけど原因は他にあるね」

痔はあるんかい!と心の中で
突っ込みながら
痔であって欲しいという微かな望みは
崩れました。

そこである胃腸科の先生を
紹介していただき
その病院へ行くことに。

そこで胃腸科の先生に
病状を説明すると
すぐに腸カメラを入口だけ
入れてみようということになりました。

そこで腸を診てもらって
最終的に診断されたのが

「軽度の潰瘍性大腸炎」
だったのです。

もちろん聞いたことのない病名
それプラス難病だと伝えられた僕は
絶望に近い感覚でした。

この潰瘍性大腸炎が
難病に指定されている理由の一つに
完治がないということ。

しかし、症状が落ち着く、ほとんど出ない
寛解と言われる状態があると
教えられ、少しだけ安堵したのを
覚えています。

そこからは地道に毎日薬を飲んで
症状を抑える日々。

この病気の特徴として
良くなったり悪くなったりを
繰り返すというのがある。

地道に寛解を目指していたが
2019年ごろに
症状が悪化し、中等症の部類に。

2020年にはコロナになり
病状はさらに悪化。

そこからは薬を少し強め
なんとか日常を保っていました。

今は症状でいうと
だいぶ良い方ですが
もちろん油断は出来ませんし
寛解にはいたっておりません。


この病気はあまりまだわかっていない
ことが多いみたいなのですが
原因として言われているのが

飲酒
喫煙
遺伝
ストレス

僕の場合、お酒はほとんど飲まないですし
たばこは吸わないし
遺伝もないので
おそらくストレスだと
思われます。

2018年に賞を受賞し
テレビとかにも出させてもらって
右も左もわからず
てんやわんやのときに悪化したと
思われます。

今回なぜ
これを公表しようと
思ったのか

それは同じ病気の人に
患っていても
芸人が出来るんだよということを
わかってほしかったから。

プロ野球選手や政治家の方も
この病気を公表している人もいて
僕もこういう方々に
勇気をいただいたからです。

20万人いると言われているので
僕の知り合いにも
同じ病気の人が何人かいます。

でもうまく付き合えば
仕事も日常生活も
僕の場合は問題なく送っています。
もちろん症状や人によっても異なりますが。

5年間、普通に芸人生活を
送れているので
公表する必要もなかったのですが
これを見ている同じ病気の人がいれば
僕も情報交換が出来るし
言ってもいいのかなと思った次第です。

唯一、トイレのない漁のロケとかは
出来ないのですが
船酔いも激しいので
まあいいでしょう。

これからも変わらず
見ていただければと思いますし
ほとんどの仕事は
出来ますので
どんどんオファーをお待ちしております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?