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信州から始まる妄想的歴史考察 古代

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歴史を稀有壮大なパズルのように自由に楽しんでいます。 史跡を中心に信州を旅して、感じたこと考えたことなど、脳裏に浮かんだトンデモ話をまとめています。 ざっくりと、神話から古代につ… もっと読む
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2022年6月の記事一覧

諏訪考 雨の龍・龗神(~戸隠考)。

諏訪のことを考えるということは、信州を、ひいては日本の歴史を考えることに繋がっていくよう…

杞憂
1年前
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諏訪考 太陽と北極星(~津軽考)。

思うに、諏訪大社の上社・下社には、それぞれ、建御名方神・八坂刀売神以前に、祀られていた夫…

杞憂
1年前
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諏訪考 竜宮と龍の女神(~乗鞍考)。

ここで一度、封印されたという女神の情報について整理しておきたいと思う。 瀬織津姫とは、古…

杞憂
1年前
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諏訪考 木の宮・石の宮(~上田考)。

諏訪地域の信仰は、縄文から引き続いているものも多く見受けられ、磐座や御神木が重要な存在で…

杞憂
1年前
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諏訪考 物部氏の痕跡。

諏訪地方には(正確には、信州には、と言うべきだろうか)、物部守屋という人物の痕跡が、これ…

杞憂
1年前
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諏訪考 諏訪湖上のクロスライン。

諏訪信仰では、四隅の結界と、十字の印の切り結びが重要な意味を持っているようだ。御柱は、四…

杞憂
2年前

諏訪考 磯並社と小袋石様。

諏訪地域には、縄文由来の磐座もまた数多く点在している。 半ば忘れられたような存在ではあるものの、磯並四社(下馬社と山の神社を合わせて六社とも)や児玉石神社など、磐座が主役となっている神社もあって、諏訪大社以前の信仰の形を伝えている。 諏訪七石と呼ばれているそんな磐座群の中でも、もっとも大きな磐座が、磯並四社とともに祀られている小袋石様である。 茅野市の尖石様を先に見ていると、尖石様が、この小袋石様からインスピレーションを受けたレプリカだったのではないかとも思えてくる。 前宮