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学童保育の仕事

64歳の誕生日を迎えるにあたり、1年後には国民年金がもらえる状況になった。厚生年金部分は1万代だがもうもらっている。合計すると、65歳からは8万円弱程度がもらえる。1月の生活費は、15万必要と奥さんから言われていた。

先を考えて、もっと自分の時間が欲しく、働く時間を、今までのフルタイムから減らそうと思っていた。今の職場が、嫌という訳では無く、やっと3年近くやって自分の居場所もあって、後輩もできて、給料も60過ぎの親父としては、かなりもらっていた。逆に幸せ過ぎて、時間や気持ちに余裕ができて、65歳になる自分を考えるようになった。

知り合いの女性から、学童保育の仕事の事を聞いたのはそんな時だった。午後だけの仕事で、市役所の管轄で、安定してるとのことだった。ハローワークで検索すると、保育士関係の資格が必要な感じだったが、知り合いの女性から、最初は人が集まらなくて、役所に勤める人の奥さんとかがやっていたとのことだった。

仕事を辞めるには、かなり無理があったが、2か月前に申請して、了解が得られた。同僚達からはかなり遺留されたが、自分の気持ちは変わらなかった。

あらかじめハローワークで紹介してもらい、面接の電話予約を入れておいた。面接の際、係長から「津久井さんのお宅におじゃましたことがあるんですよと言われて」用地課にいた時に、土地買収の為来たことがあったそうだ。「その節は、お世話になりました」と言われ、更に「部長からもよろしく」とのことだった。こども課の部長は、私が住む地域の会計をやっていて、顔見知りだった。

就職については、何もなくすんなり決まってしまった。

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