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スキップレベルとのリレーション構築は、組織の健全化には必須です。

お伝えしたいこと

「スキップ レベル」とは、上司の上司(部下の部下)です。
その関係性におけるOne on One Meetingは、できれば3か月に一度、長くても半年に一度は実施することで、両者の距離感を縮めてください。
そして、直属の上司との間で起きている事象(課題)を把握し、適切に対処してください。
これが、健全な人材育成と、組織運営につながります。

事実

スキップ レベルでの関係性について論じている記事はあまり見たことがありません。
「余計な口出しになる」「越権行為」「直属の上司がやりにくくする」など、実施しないための理由(言い訳)が聞こえてきそうですが、そもそもそんな状況になるとしたら、その上司と部下の関係には何らかの問題があることになります。

実は先日、私の友人が直属の上司にとある相談をしたところ、その返答に納得ができないものの、受け入れるしかない、ということで我慢をしている、という話しを聞きました。
その友人は日本の大企業に勤めています。
質問の内容は、「働き方」や「価値観」、「Diversity」に関わるものであり、いまだに了見の狭い考え方をする管理職がいることに驚きました。

このような状況の時に、スキップ レベルで相談してほしいのです。
もしそれでも同様の回答ならそれはそれで納得するしかありません。
そういう考え方が正しい組織である、という判断になります。

「(スキップ レベルでは)人数が多過ぎる」ということもあるかと思います。
face to faceがベストですが、それが物理的に叶えられないときには電子メールでも構いません。

「飲み会や食事会で話すことがある」ということも聞きます。
残念ながら、飲食を共にすることだけでは本来のOne on One Meetingの代わりにはなりません。
もちろん、リラックスした場ですので、本音を聞き出すことができるイベントにはなるかもしれませんが、それはあくまでも「酒の席」と考えるべきです。

エースインタイム合同会社
http://www.aceintime.com/
小笠原 清人
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