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新潟県 オオクワガタ材割り採集記

2022/5/22 新潟県 某所
オオクワガタ
ユキグニコルリクワガタ


こんばんは。
最近3年間続けたバイトを辞め、憧れの無職になりました。
なので今年の冬季は材割り採集に行き放題。笑

私自身実を言うと夏の採集が苦手で、たまにしか遠征しません。。。なので基本的に暇が多く、この際に今春に材割りした採集記録を残そうと思い書いています。

今年の冬は山梨県にオオクワ材割り採集に行き、成虫幼虫共に得ることが出来ました。しかし、山梨だけで割っていてもあまり面白味がない…
他県にも侵攻したいな…
なんて思っていました。

そんな矢先、恒例行事であるユキグニコルリ採集の予定を友人達と企画し長野県へ行く事になりました。

まぁ、今回も下道で埼玉~長野へ行く荒業を使います。そしてもちろん深夜出発…片道約6時間!
今回は私を含め4人(ddd氏、かず氏、宏氏)での遠征です。

しかし、深夜出発と言えど付近に到着するのは朝っぱら。ユキグニコルリクワガタは日の出たお昼頃が1番飛ぶのでそれまで何をするか…

もちろんオオの材割。


という訳で、長野県へ行く前に新潟県の美味しい水が採れる場所へ。某コンビニはここの水を仕入れているのか〜。

今回は一応地形図アプリや植生図でオオクワガタが居そうな場所は選んでいますがあとは運。
採るぞ。

車を適当な所へ停めて山へ!

朝はとても気持ちが良い!

しかし、そう簡単にお目当ての虫は現れず…

この辺りはミズナラが若干少なくダメっぽい。

尾根の先に進もうとしましたが、霧が深くなってきてしまいここは断念…。

次のポイントへ。
ここも尾根沿いを進み、立ち枯れを見つけ割っていくスポーツです。昆虫採集って割とスポーツ味がありますよね笑

なんて思いながらddd氏と私は尾根を登って行くと、ポツポツ良さげな材はある。が居ない。

すると突然時はやってきました。
適当に尾根から良い立ち枯れは無いかと探していたら何やら上の方で叫び声が聞こえました笑
これ本当に。

すかさずddd氏が叫んだ尾根の終わりかけの辺りまで向かうと、そこには白枯れしたミズナラの倒木がありました。

早速オオクワの♀の死骸を出していたようです。

菌に巻かれている

前胸がピカピカしてます。確実にオオクワですね。

生息エリアだったことに嬉しさを感じつつ、ddd氏の割り様を見ていると…(第1発見者では無い為。)

バカでかい食痕が出てきました笑

とても羨ましい…笑

指4〜5本分。見た事の無い太さでした笑 

最初に出てきたのは♂の幼虫でした。

頭幅12mm 体重22g

幼虫のサイズに圧倒されたと同時に、成虫はどれほどのサイズになるのか疑問に思いました。

そして次にd氏と私が揃って魂の叫び声をあげたのがこいつ。
先程の指4~5本分の極太食痕の終着地点。

奴が中にいる。。。

慎重に引っこ抜くと…

この瞬間、たまらん。

新潟県産のオオクワガタ大歯♂

出ました。バケモン。

素晴らしい迫力


68mm。 申し分無し

さすがにこの地域は間違いなく純血のエリア。
嬉しいです。

既に2人は満足し、尾根を降りて皆と合流。
ちょうどお昼頃でユキグニコルリも飛んでそうな天気に。
本来のターゲットはユキグニコルリでしたが、それも忘れてしまう程の刺激でした。
近場で山菜を採りつつ長野県へ向かいます。

タラの芽
コシアブラ

長野県のポイントには午後2時くらいに到着。
先程とは一変、ブナの新芽を見て回る非常に楽で楽しい採集です。まずは新芽付近の飛翔個体をキャッチ。

ユキグニコルリクワガタ ♂

よく見ると至る所に付いています。


飛翔寸前

30分ちょっとで綺麗なコルリを沢山採れるので最高です。

小さな宝石達

他にもギフチョウやオオセンチコガネも採れました。

3時半位に撤収。帰り道も下道ですが、途中で新潟県にある美味しいつけ麺屋へ。

らーめん維新のつけ麺 

充実した採集でしたね。
68mmのオオクワガタと6.8mmのユキグニコルリが印象的でした。笑

新潟県は南北に広く、どこでもオオクワガタは居るらしいので北部の阿賀町や関川村、南部の上越市などにも訪れてみたいですね。下越、中越、上越のオオクワを制覇してみたいです。

オオクワやコルリだけではなく山菜まで沢山採れるのでまた来年も。楽しみです。





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