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小さなアトリエから見える景色

名古屋から岐阜県の山里加子母に移住して23年目になります。

加子母に暮らし始めた20代の頃、ずーっと名古屋でインドア暮らしだった私には、窓から見える「山」に実感が湧かず、なんだかテレビの画面を見ているようでした。絵も人物のみ。それが2年位経った頃、絵の中に窓が現れ窓から見えるのは木立。3年目には、絵の中に庭が現れ、小さな植物が生えました。意図的ではなく自然とそういう絵が浮かんできたのです。月日が経つにつれ、私の感覚の中に、山や木が現実のものとなり、その中に住んでいる動物の息遣いまでが意識されるようになりました。加子母には猿や鹿や狐はもちろんツキノワグマもいます。そして、10年経つ頃には、森の奥深くの絵を描いていました。この頃、屋久島にも行きました。(↓2007年頃の作品)

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子どもが生まれて、また絵が変化しています。絵は、私を映し出す鏡です。


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