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冬がはじまるよ 「また夢になるといけねえ」

もう今年も11月23日。勤労感謝の日で祝日なのに土曜だ。今年ほど、休みがもっとほしいと思ったことはない。ランニングをして、落語を聴いて1日過ごしたい。ただもうそれだけだ。

自堕落な…

年末が舞台になっている落語が、けっこうスキだ。寒いのはキライなんだけど。

初めて聴いた落語が、柳家さん喬師の時そば、掛取万歳、文七元結だった。あれからもうすぐ1年が経とうとしている。落語の原体験が、冬の噺をスキにさせんたんだと思う。

今年は、立川談春師の文七元結と芝浜へのチケットを手に入れた。

好きな本を再読する、同じ映画を何度も観る、毎年桜を愛でる、シェークスピアの演劇に何度でも感動する。そんなような気持ちだ。うれしいなぁ。


今年は、あと何度聴けるだろうか。

「よそう。また夢になるといけねえ」芝浜より



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