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砂壁のDIYペンキ塗装ってホントに安い? #戸建教習所

古い戸建には、99%和室があります。
4DKのうち全部和室であることもあります(-_-)

砂壁をきれいにリフォームする王道として、ペンキを塗装するという方法があります。
が、時にはペンキを塗装する前の段階で行き詰まるポイントがあります。
穴が開いていたり、砂壁が欠けていたりする箇所です。
「これ、どうすればいいの?」とDIY始め立ての方はよくハテナになります。

欠けてたり、エアコン用の穴が開いてたり。

これは四角く砂壁を切り取り、
それと同じ厚みの板材を用意して、ビスやボンドで止め、

パテを塗って乾かせば、ペンキを塗ることができるようになります。
必ず、ペンキの本塗装前に、シーラーと呼ばれるものを塗って下さい。
下地処理の一種です。砂壁に水分を吸わせて砂壁を固める役割があります。

「カチオンシーラー」は用途が様々なので便利です

下地が全てです。
この作業を怠ると、ペンキがどんどん砂壁に吸われ、砂壁が重くなり、後日耐え切れずにヒビ割れたり、バラバラに崩れたりします。しかも、当日は大丈夫なんですが、後日発覚しますので、DIYの工程スケジュールが崩れてしまいます。

間接照明を置けば、そこそこの仕上がりになります

文章や写真で見ればイメージはつくと思いますが、やってみると意外と下地処理に時間かかったり、用意しなければならない工具や部材があったり、マスキングテープ貼等の養生だったり、はみ出した後の補修だったり、、、。
何より手間ですよね(笑)
戸建全体のリフォームを大工さんに依頼する延長なのであれば、和室の場合はその区画(和室は柱や長押で壁が部分的に囲まれてますよね)だけボードやベニヤを貼ってもらうのが、総合的に考えたときに最も安価です。
あ、もちろんペンキ塗装やクロス貼替まで依頼した方がそれが一番楽です^^

ただ、別の考え方もあります。
戸建1棟目くらいはできる所はDIYでやる、という考え方です。
どうやって補修するかをわかっていないのと、費用が高くなってしまいます。
全員がそうではないですが、素人は足元を見られ、高い見積もりを出されてしまう場合もあるからです。
当然ですが、プロからしてみれば、相手が素人か否かは、質問内容や口調等、会話すればすぐわかります。
“すぐ”というのは、1分も要らないです。
なので、「ここはこういう修繕方法でお願いします」と具体的に依頼・指導できることは、リフォームを安く仕上げる上で大事なポイントになります。

「よくわからないから、全部きれいにお願~~い」という頼み方だと相手のカモになります^^
今日はこのへんで!(^_-)-☆

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