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がむしゃらに自分を磨き続ける18歳。自分を全開にさらけだしたステージの記録

SGAの選考に応募したのは2017年、私が大学1年生、18歳のときです。SGAは素肌で魅せる「すっぴんGirl’sメソッド」を実践して、「素肌をもっときれいに魅せる」美容法やメイクテクニックを発信し、キラキラ女子の新時代を創造します。

いつだって肌がきれいだねって言われたい、女の子たちの願いを兼ねる「すっぴんキレイ計画」。
全国の応募者の中から、厳しい選考を勝ち抜き、最終選考キャンパスコレクション2017@福岡・大阪・東京の
各エリア3名、合計9名がすっぴんGirl’sアンバサダー(SGA)となります。

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(SGA2期生ファイナリストの仲間。周りは先輩ばかりでした。)

私がSGAの一員になりたいと考え、オーディション応募時に書いた実際の志望動機と自己アピールを公開します。当時の文章そのままなので、拙いところはもちろんありますが、私の信念や考え方の軸は全く変わってないなということを改めて感じます。

志望動機
家や学校で嫌なことがあったとき、辛いとき、自信を失ったとき。そんなとき私にもう一度立ち上がる力をくれたのは、キラキラ輝くモデルさんたちでした。今度は私が人を前向きにさせられる存在になりたい。そう思い、どうすればいいのか考え抜いた結果出てきたのは、どんなときも私らしく笑顔いられる強さを持つことでした。今私はそれを手に入れるために毎日自分と向き合い、自分を研究し、必死で自分を磨こうとしています。SGAの2期生になれたら。そう考えるとわくわくします。こんなに恵まれた環境は他にありません。今まで私が努力してきた中で出会ったたくさんの人たち、応援してくれるみんな、その一人ひとりをずっと大切にしてきた私ならSGAの持つ影響力を一段と引き上げられると思います。どんなときも自分らしく、素直に幸せでいられる。SGAに関わった人全員がそうなれると思います。すっぴんを世界に。

自己アピール
目の前のことに全力。どんなことにも真剣に向き合う。影で支えている人の存在に感謝する。いつもそんな風に一つひとつのことを大切にしてきた私だからこそ、伝えられること、変えていけることがあります。いろんな人に出会い、話し、それぞれの良さを知っていく中で、「もっと自信を持ってほしい」「いつまでもありのままでいてほしい」と思ったことは数え切れず、周りの人の笑顔を宝物のように思う気持ちは誰にも負けません。勉強も仕事も妥協せず、新しいことにもどんどん取り組んでいくよくばりな私なので、抱え切れなくなって迷惑をかけてしまうこともあるけれど、それでもいままで頑張ってこれたのは感謝の気持ちと笑顔でいることを大切にし続けてきたからだと思います。SGAに関わる人みんなで自分に素直に生きていける時代をつくっていきたいです。

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(いつでも支えてくれた妹。もちろん、本番も駆けつけてくれました。)

SGAの一員になるには様々な審査を通過する必要があったのですが、私が一番自信がなく、また一番努力したのは、web投票の順位でした。1人1票、審査期間中は毎日投票をすることができたのですが、家族や親友でも毎日忘れずに投票してもらうことは難しく、どうしたら票数を伸ばすことができるか毎日考えていました。
SNSでは自分の投稿を見てくれている人のニーズを考え、写真だけではなく動画を投稿したり、ファンの方一人ひとりに直筆のお手紙を書いてそれを撮ってアップロードしたり、できる限りのことをしました。
また、投票画面に直接アクセスできるQRコードを作成し、私の自己紹介とSGAの説明を盛り込んだチラシを300枚印刷して、大学のお昼休みに配りました。
モデル本人が自分の手で配っても受け取ってもらうのは難しく、そこから実際に投票してもらうのはさらにハードルが高くて、優しい学生の方や興味を持ってくださった方にその場で立ち止まってスマホを出してもらい、投票完了までの案内をした覚えがあります。

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(レッスンの様子。みんなが私を見てた。)

それぞれの努力が実を結び、ファイナリストになることができたのですが、ステージ本番までのレッスンがすごくキツかったのを覚えています。
先生に評価されている子はみんなダイエットをしていて、私も細くならなければならないと思い込み、普段のトレーニングメニューをさらにハードにしただけでなく、食事制限もして、毎日先生にその日食べたものの写真を送っていました。
毎週のレッスンで、スタジオが狭くて交代でしか使えなかったときに、スタジオの外で自主練をしていたら目の前が真っ暗になったときのことは忘れられません。
なにごともバランスが大事なのだということを身をもって学んだ経験でした。

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(ボロボロになった足。2ヶ月でレッスン用のパンプスを一足履き潰しました。)

ランウェイの本番には私服とパジャマのステージだけでなく、ダンスを披露する場面もありました。ダンスのレッスンは土日のレッスンとは別に平日の授業とアルバイトの後の深夜に夜通し行われたのですが、初めての振り入れのときあまりの難しさに驚いたこと、家で振り付けを完璧に覚えてきたのに他のファイナリストの方と腕の角度や足の幅が揃わずもどかしい思いをしたこと、先生が帰られてからもファイナリスト全員で残って納得いくまで振り合わせをしたこと、全てが自分の人生にとって初めてで新鮮な経験でした。

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本番当日、ステージは大成功でした。観客の方がたくさん盛り上げてくれて、誰も後悔のないステージにできたのではないかなと思います。たくさん練習したダンスで登場。私服のランウェイから、メイクアップとヘアスタイリングと早着替えをすべてステージ上で行い、くまのぬいぐるみを持ってパジャマのランウェイを歩きました。その後、表彰式ではドレスに着替え、結果発表が行われました。

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私の名前は、呼ばれませんでした。

SGAにはなれなかったけど、SGAの1~4期生、そしてそれぞれ卒業後の現在の活動を見ると、このプロジェクトのコンセプトを私自身もしっかり引き継いでいるなと感じます。

選考を通して学んだことをモデルの後輩やファンの女の子たちに伝えて、素の自分で可愛くハッピーに生きる姿を発信して、常に上を目指す姿勢を貫く。支えてくださっている方への感謝の気持ちを忘れない私の中には、SGAのポリシーがあると思います。

私の経験を知って、勇気をもらったというお手紙や、自分も頑張れそうだと元気づけられたというメッセージをいただいたことがあります。でも、実際は逆です。勇気をもらったのは、元気づけられたのは、他でもない私でした。これからも、周りの人に影響を受けたり、影響を与えたりしながら、成長し続ける私を見守ってください。

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