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数じゃない。

つくづく「数じゃないな」と思うことがある。
そのうちのひとつが、人間関係だ。

SNSで繋がっている人がいくら多くても、自分にとって大切な人間関係がなければ、心の充足がない。(私はね)

●理由が無くても集まれる、心許せる(拡大)家族がいて
●悩みを打ち明けられる友人がいて
●崖っぷちでひと肌脱いでくれる親友がいる
※「拡大家族」とは、血が繋がっていないだけで、家族のような繋がりを感じられる人たちのこと

そして、
●道端で困っていそうな人がいたら声をかけられる視野の広さがあり
●友人の悩みを聞く心と時間のゆとりがあり
●崖っぷちにいる親友のためにひと肌脱げる智恵と力を持っている

・・・こんな私でいられたらいい。

実際は、「この人は友人」「この人は親友」「この人は拡大家族」とハッキリ分けられる感覚ではないけれど。これらの人間関係が、生きている「今」の安定を創っている。

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そういえば、「数」については「ダンバー数」ってありましたね。

ダンバー数(ダンバーすう、英: Dunbar's number)とは、人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な上限である。ここでいう関係とは、ある個人が、各人の事を知っていて、さらに、各人がお互いにどのような関係にあるのかをも知っている、というものを指す。
                       (Wikipediaより引用)

ダンバー数は「150人」というのが定説数字だけれど、実際は100-250くらいと言われたりしている。提案者である人類学者ロビン・ダンバーは「もしあなたがバーで偶然出会って、その場で突然一緒に酒を飲むことになったとしても、気まずさを感じないような人達のことだ」とたとえたそう。それだと心理的な「愛着」のテーマも絡んでいそうだし、個人差が出るかなぁ。

緊急事態宣言があけて2ヵ月。
人との関わりについて再発見・再定義する時期な気がしています。

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