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俳優のファンになれない話|デミロマンティックの私に見える世界

今回は、恋愛の話ではなく、割とライトなことを書きたいと思います。

※デミロマンティック:感情的なつながりを感じる人にのみ惹かれる恋愛指向。Aセクシャルのスペクトラム。

私はずっとテレビっ子だったこともあり、子供の頃からいろいろなアーティストや芸人さんのファンになりました。だけど、なぜか俳優さんのファンになることがありませんでした。

私にも好きな顔というのはあります。塩顔で可愛げのある感じの人が好きです。例えば、田中圭さん。

『図書館戦争』は原作から大好きで、田中圭さんが演じた小牧は本当に本当にかっこよかった。

今放送中の『アンサング・シンデレラ』の瀬野さんも、厳しくも優しい、仕事ができるかっこいい人だなと思います。

でも、『おっさんずラブ』の春田はあまりかっこいいとは思えず、むしろ四宮(戸次重幸さん)を目で追ってました。『あなたの番です』の翔太君も、いい人だとは思うけど無鉄砲なところがあってそんなに魅力的には感じませんでした。

こういうときに、やっぱり私は人柄込みで好きかどうかを判断しているんだな、と実感します。

もし俳優さんのことが好きなら、どんな役であれ「かっこいい」と感じるのではないかなと思います。アーティストや芸人さんと比べると、俳優さんの素を知る機会があまりないから、ファンになれないのかなと自己分析しています。


これがデミロマンティックと関係しているのかはよくわかりません。単に私が、物語に入り込みすぎてしまうだけかもしれませんし、「かっこいい」と思っても恋愛感情を抱いているわけではないので、デミロマンティックを軸に説明するのは無理があるかもしれません。

とはいえ、役によってものすごくかっこよく見えたり、ダサく見えたりする俳優さんの演技力は、本当にすごいなと心から思います。



恋愛しない人が浮かない世の中に変える活動をするために使います。エッセイ以外にも小説を書いたり、歌も作っています。