一人で生きていてもいい〜逃げ恥新春SPを観て〜

『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』が放送された。

無駄な台詞が一つもなく、どこをとっても語りがいのあるドラマだったが、私がこのnoteで注目したいのはゆりちゃんだ。

ドラマの冒頭で、連ドラの最終回で付き合うことになっていた風見さんとゆりちゃんが別れていたことが明かされる。このときの私は「えー別れちゃったのー!」と少しショックを受けた。

破局の理由はゆりちゃんと高校時代の友人との会話で明かされ、自分は怠け者で相手に合わせるのが大変だったから別れたのだった。

私も似ていると思った。本当に好きな人に出会ったら別だけど、無理をしてまで誰かと一緒にいたいとは思わない。

風見さんが平匡さんを乗せて車を運転するシーンではこんな台詞もある。

僕みたいに一人で生きる人間もいるってことです

ドラマを見終わったときには、ゆりちゃんと風見さんは正しい道を選んだのだとわかった。

一人だとみじめで、パートナーがいるとちゃんとしてるなんてことはない。どっちが偉いとかないし、どっちが幸せかは本人が決めることなのに。

私がこの先も一人で生きていたとしても、誰かにとやかく言われない社会であってほしいし、そんな自分を自分で認めてあげたいと思った。



恋愛しない人が浮かない世の中に変える活動をするために使います。エッセイ以外にも小説を書いたり、歌も作っています。