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【厳守】商品価格を下げるなら絶対に守るべき注意点

商品の価格を下げることで
お客様を集めようとする方はけっこう多いです。

ですが、価格を下げると
その分たくさんのお客様を集めないと
利益が出にくくなるので、

基本的には中小企業など小さな会社
(もちろん個人事業主も)おすすめしません。


僕のセミナーでも何度も言っていますが、

「価格を下げて集客するのではなく、
価格以外の強みでお客様を集めることをやる」

これが重要です。

※独自性を出したり、
お客様へのアピール方法を変えたりなど
(これが難しいのはありますが)



ただ、価格を下げてお客様を集める方法が
適することも少なからずあります。


ちなみに、
大企業はこの仕組みができるから
あえて低価格戦略を採用しているとも言えます。


それが何かと言うと、当然ではありますが
「価格を下げてでも利益がきっちり残る
仕組みを作ってから価格を下げていること」



つまり、価格を下げても
利益が下がらない工夫をしているから
低価格戦略を採用できる
ということですね。


(逆に言うと、この工夫がないのに
ただ単に価格を下げるだけでは
自分の首を絞めるだけなので
上手くいくケースはほとんどありません)


具体的な事例としては、
回転焼肉店の事例が分かりやすいので
それを例にお伝えしますね。



通常、焼肉の原価率は40%ほどで
売上の40%はお肉を仕入れるお金で消えてしまいます。


そして、さらにそこから人件費など
他の営業費用もかかるので、
焼肉の価格を下げてお客様に提供すると
利益がほとんど残らないことになります。


そして、利益を出すためにはその分
お客様を集めないといけないのでもっと広告費がかかって…

のような感じで
自分の首を絞めてしまいます。


そこで回転焼肉店は、
焼肉のオーダーや配膳をすべて
機械に任せることで人件費を
かからないようにしているのです。


これによって通常であれば

「原価率40%+人件費30%」

のところを

「原価率40%+人件費20%」

に圧縮できることで、
焼肉の価格を人件費の10%分下げても
利益が残る計算になります。


これだと価格を下げることで
お客様を集めやすくなり、
なおかつ利益率も変わらないので
低価格戦略をむしろ採用すべきだと
言うことができます。

(大きな強みなので)


このように価格を下げても
こちらにダメージがない戦略を立ててから
実行することが低価格戦略では前提です。


何度も言いますが、
オープンキャンペーンなど
何かのイベントで“一時的”に
価格を下げるならまだ大丈夫ですが、

ただ単に価格を下げることは
自分の首を絞めるだけなので
安易に下げることはやめるようにしてくださいね。

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