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働き続ける女性は、いつ妊娠出産するべきか?

先日、バリバリ仕事をしている20代後半・30代前半の女性と話す機会があり、「仕事を続けていく上で、いつ子どもを産むとよいか…」という話になりました。
妊娠は計画通りいくものでもないので天に任せるしかないのですが、仕事を続けてもっとキャリアを積んで…と考えると、悩ましいことではあると思います。

企業が面接で「いつ子ども産む予定?」「結婚いつする予定?」というような質問はしてはいけないことになってますが、実際会社としては、雇用したもののすぐに寿退社されたり、すぐに妊娠・休職されたりすると、痛手に感じるのは確か…。
聞きたくなる気持ちもとてもよく分かりますが、でも聞かれた本人も「そんなの分からない」というところだと思います。

「妊娠を会社に報告したら、立場を変えられた」などという話も聞いたことがありますが、実際妊娠すると、どういう体調になるかわからないし、急な休みが増えることも十分にあり得ます。
その時に、責任重大なポジションに居続けるには、本人も負担が大きく、会社もリスクがあるため、もっと軽いポジションに変更する方がお互いにとって良いと思うのです。
ただし、その時に会社側が、まるで降格のような言い方や待遇でポジション変更を申し出るのは絶対に良くないと思います。
充分に話し合って決める姿勢が大事だと思います。
(私は、多分、ポジション変更を提案されても断ってるタイプだと思いますが…w)
ポジション変更したくない、そんな人には、じゃあそのポジションで居続けられる策を一緒に考えるなど、私は自社のスタッフにそういう人がいる場合、そうしてあげたいなと思っています。

私の体験談

私は20代で起業し、30代で結婚しました。
20代、会社勤めのころは「ブラック企業」という言葉も聞かないほど、残業や休日出社や会社に泊まるなど普通にあり、上司から暴言を言われることもあるような時代でした。
その頃ふと思ったことがあります。
「結婚したらこの仕事、できないだろうな。」と…。

でも、いつか自分で会社を作ると決めていたので、自分の会社は女性が結婚しても・出産しても働き続けられる会社にしたい、とぼんやりと描いていたのです。

私の夢は20代で結婚・出産し4人の子どもを授かることでした。
男の子2人・女の子2人という組み合わせで子どもが居ると、すごく楽しいんじゃないかという妄想を持っていました。

しかし、現実は、20代は仕事ばかりの毎日であっという間に過ぎていき、30代前半、結婚したものの、またまた仕事の毎日であっという間に過ぎていきました。
子どもを産むにはタイムリミットもあるので、そろそろ気持ち切り替えよう!と決心したところ、有難く子どもを授かり、39歳で第一子を出産しました。
そこから、第二子も出産し、この年末年始で第三子を出産する予定です。

20代・30代、思い切り仕事ができて、40代は子育てに奮闘する人生になってます。

35歳を過ぎると、高齢出産と言われ、ダウン症などの検査があり、周りには「高齢出産・子育て、体力大変でしょう」など言われますが、若いうちに産んだことないのでわからないですw

こんな出来事を振り返ると、私は、20代・30代でいっぱい仕事をして色んな経験ができて人間的成長を追求して、40代で母になるという選択は、とっても良かったと思っていますし、気に入っています。
今もまだまだやりたいことがあるので、子育てがひと段落付いた時の野望は色々ありますが、普通に遊びも仕事も一通り体験させてもらったなと感じているし、会社経営も早くからやり始めたおかげで、何とか形になっています。
(もっと成長させたいと毎日毎日奮闘していますが💦)

総合的に考えると(あくまで自論)

会社でも色々な方と面接をさせてもらったりする中で思うことは、やはり、理想は出産前に、しっかり経験を積んでおくと、ブランクがあってもしっかり仕事に就くことができやすい。
ブランクがあって子育て中で年齢を重ねた時に面接に出向いて、比較されるのは、素直で前向きでバリバリ仕事ができる若い人。。
そう思うと、なかなかハードルが高そうに思いますが、社会人経験があって、成功事例・失敗事例を実体験しているという事実は、とっても強いと感じます。

それに、今の時代、フリーランスという選択肢もあるので、手に職的な仕事ができるのであれば、年齢関係なく強いですね!
(フリーランスの仕事獲得が難しいという悩みも良く聞きますが💦)

しかし、、、私の会社に居るスタッフさんは、そこまでしっかりした手に職がなくともブランクありで入社してもらってます。
やっぱり「この人と一緒に働きたい」と会社側に思わせるような、人柄や想い、学ぶ姿勢が一番大事なのかもしれません。
結果、何歳で母になろうが、関係ないということですね!
成長意欲を持って、学ぶ姿勢・前向きに頑張る姿勢があれば、いつでもチャレンジできるし、いつからでも何でも始められます。
そんな気持ちを持ち続けていれば、いつでも何でもできるように思います。


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金森清美@Webブランディング・マーケティングCUBE
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