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手仕事人の宿命・・腱鞘炎

こんにちは。

現在ブラジルの田舎町で暮らしています。主婦業の傍らに日本の伝統工芸の1つである「つまみ細工」を作っています。

今日は、「手をよく使うヒト」が発症してしまう「腱鞘炎」について。

私は、腱鞘炎を発症後その症状と付き合いつつ「つまみ細工」を楽しんで摘まんでいます。そんな私の経験が同じように、

手仕事を持ちながら、、、手仕事を楽しみたいのに、、、

しかしながら、腱鞘炎になってしまいその痛みや辛さを悩む方々のほんの少し、僅かでもお役に立てば、、と思い書き記すことにしました。

去年2月ごろ私は左手指に違和感を覚えました。その時期作品作りに精を出し毎日摘まんでおりました。ちょうどイベント出店など数が増えてきて、喜んでくださるお客様の反応を目の前にすると創作意欲も上がる!てな感じで作っていたこと覚えています。

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摘まみの作業を終えると、、左の前腕が重だるくなり、左手掌面(手のひら)が何だか痛い、だるい、何とも言えない違和感が残るようになりました。そして、つまみ細工の作業をしていない時でも、、、それを常に感じるようになるのはそう遠くありませんでした。

知り合いのボディワーカーに相談したり、よくお世話になっている鍼灸師の先生に診てもらったり、いつも「使いすぎ」と注意を受けておりました。

実は医療人として働いた経歴を持つ私はこれって「腱鞘炎」だよね?と。。考えて再度調べてみたところ、、

【腱鞘炎かも?と疑われる初期症状】

・手首や指の使用中の不快感やだるさ
・手や指を動かすと、痛い
・指が腫れる

全て自分の症状ですやん。とりあえず整形外科を受診することにしました。当初は自宅近くにあるクリニックを受診、問診とレントゲンで診断はストレートネックで姿勢の悪さ等を指摘され、物理療法を処方され通院しなさい、と言われました。

むむっ。。

そうかもしれないが、それだけではない、、

整形外科といっても、専門が膝関節や股関節や頸椎や脊椎だったり、、とその先生により専門(得意分野)が異なります。私としてはストレートネックも要因ではあるだろうが、、、、この治療で症状が軽減するとは思えず、手指を専門とする整形外科の先生をネットで探して受診しました。

そこでも、すぐに『腱鞘炎です』の診断は出ませんでした。レントゲン、エコー検査、最後にMRI、、の結果。

左第Ⅱ手指から第Ⅳ手指の腱鞘炎 と診断されました。

その場所は「No man's land」(ノーマンズランド)といい、「No man's land」(ノーマンズランド)といい、専門医でも神経を使う立ち入り禁止区域。。。

「病名」を付ける為にあれこれと診断するのですが、色々と時間がかかったのは恐らく腱鞘炎を起こしている部位が1か所ではなく、左手全体が重だるく痛いという訴え、「関節の曲げ伸ばしが出来ない」「かくん、と音がする」という腱鞘炎が酷くなると出てくる症状がなかった、、等々が考えられます。しかし長かった、、患者であるこちらが「腱鞘炎だと思います」と言ってはみたものの。。

その頃は、つまみ細工の作業は一切中止。

腱鞘炎の初期症状が出始め段々日増しに酷くなっていく頃、相方(旦那さま)のブラジルへの転勤が決まり、私は帯同することとなりました。その頃になると痛みで夜中に目を覚ますこともありました。この左手の症状をどうにかしないと、ブラジルへ行って医療にかかるとなると、不安極まりない。。常にいつも左手全体が重だるく痛いんだもんねぇ。メンタルも凹んできました。

症状が出ているのは左手ですが、日々の病院通いと引っ越し作業や渡航手続き、、、何時も心身ともに疲れていた、、記憶しています。

性別・年齢的に、「リウマチ」も疑われたため血液検査もしました。リウマチだと腱鞘炎になりやすい、、からです。

名前こそ見聞きした方が多い「リウマチ」

原因不明の進行性の自己免疫性疾患。現在は良い治療法がどんどん出ていますが、原因が不明なだけに治療法の選択も難しい。

職場の臨床場面でシビアな症状をみてきた私としては、、更に不安が(汗。。)

長くなりましたので、次回へ。。

続きを読んでいただけると嬉しいです。

今までの作品は、殆どInstagramにUPしております。

一部オンラインでも販売しております。

委託販売先 高松市「フランス料理 シェ・テス」さん

シェ・テス


↑ テスさんのランチメニュー の一品です。

ここまでお読みいただき有難うございます。続きを読んでいただけると嬉しいです。

引き続き「日々の閃きと喜び」を綴っていきます。

どうぞよろしくお願いします。感謝です。





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