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【インド】たかがお砂糖、されどお砂糖【アーユルヴェーダ】

病気にならない体作りのヒントは、「昔ながらの製法のものを取り入れる」なのかもしれない。

おはこんばんちは!キヨリンドです!
「アーユルヴェーダを日常に取り入れ自然界と調和する」試みをしております。ご興味ございましたらこちらもどうぞよろしくお願い致します。

はい、お久しぶりにアーユルヴェーダ記事。
皆様、「砂糖」と聞いて何を思い浮かべますか?
「沢山頭を使うと甘いものが食べたくなる。」ふむふむ。
「しょっぱいものを食べると甘いものが欲しくなる」ふむふむ。
「何はなくとも甘いものが好き」笑。ふむふむふむ。。。。

何かと悪者にされがちな「砂糖」。ですが、その正体は??砂糖は本当に悪者なのか?!はい、本日は、アーユルヴェーダにおける「甘味」について書いていきたいと思います。レッツゴー!

◆甘味の役割

アーユルヴェーダは6つの味があると考え、なるべく食事毎にこの6つの味をとろうと説いております。(私は全く出来ていません。テヘ)

甘味、辛味、渋味、塩味、酸味、苦味

味にはそれぞれ役割があります。
では、甘味のお役目は何でしょうか。
アーユルヴェーダの古典書には、「甘い食べ物は、体に滋養を与え強くする」と書かれています。
あらまあ、甘味は悪者ではなかったのですか!
しかし、ここからがアーユルヴェーダ沼の良い所(笑)
「甘味」と一言で言っても、そこにはなんと~!!

「温性の甘味」と「冷性の甘味」が存在するのです。

アハハハハ!なんのこっちゃ!
ようこそ、アーユルヴェーダ沼へ。
長くなってしまいそうなので、甘味の種類については本編最後の方でお伝えしたいと思います。
stay tuned!!!

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◆キヨリンド的考察、甘味のグッジョブ

ではここで、お久しぶりに体内エネルギーのお話しおば。
アーユルヴェーダでは体内にヴァータ、カパ、ピッタという3種類のエネルギーが存在すると考えられ、これらをドーシャと呼びます。
ドーシャは常にバランスを保とうとしており、バランスが乱れてもなお改善が見られなかった時に、病気の症状が出ると考えられています。
上に書きました6つの味は、ドーシャのバランスをとるのに役立ちます。
そこで甘味です。
甘味は、体内の上がり過ぎたヴァータ(風、空間)エネルギーとピッタ(火)エネルギーを下げます。
では、どんな時にヴァータエネルギーやピッタエネルギーは増加するのでしょうか。

ヴァータが上がる行動
・激しい運動
・長時間の移動
・せわしなく動く
・せわしなく考える(どうでもいいことを笑)
・乾燥して気温の低い場所で過ごす
etc,,,,,
ピッタ(火)が上がる行動
・働きすぎ
・考えすぎ(ヴァータと違って理路整然と考える、組み立てる、のほうが近いかも)
などの自分に負荷をかける行動
etc,,,,,,

・頭の使いすぎ
・働きすぎ
・運動しすぎ
などの後に甘いものが食べたくなるのはこのせいだったのですね。
理にかないすぎているよ、アーユルヴェーダ。さすが沼。

◆キヨリンド的考察、甘味のバッジョブ(良くない働きと言いたい)

でも!ですね、、、、
「甘味」は、ヴァータやピッタを下げますが、カパは上がってしまいます。
カパと言えば水、地の性質です。上がりすぎるとどんなことが起こるでしょうか

・冷え
・むくみ(水分を体にため込む)
・鼻水、鼻詰まり
・呼吸器の疾患
・だるさ、うつ症状が出る
・肥満
・ガン、腫瘍の生成(カパは「生成」を司る為、増えすぎると余計なものを生成すると私は考えています。)

などなのですね~。
ほな、どないせぇっちゅうねん、ですよね~

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◆温性の砂糖があるよ

砂糖にも、体を冷やす冷性のものと温める温性のものがあると言われています。

冷性の砂糖
・白糖(精製されたもの)
・氷砂糖(大昔は、糖蜜を煮詰めて砂糖を作る際に天井から糸を垂らして、そこに張り付いた糖分を固めて氷砂糖を作っており、そのクオリティであればピッタを下げる際の薬になるそう。in Indiaのお話しかな??)
温性の砂糖
・ジャグリ(インドのお砂糖)
・黒糖(サトウキビの汁を煮詰めて作ったもの)
・はちみつ(ネバネバを削ぎ落とし乾かす働きがあるので常食はカパさんgood、ヴァータさんNG)

はい!ジャグリーについてはリアルタイムでインドの情報を発信して下さっているKiyofumiさんの記事をご覧くださいね。

わっかりーやすーい!!!

◆まとめ

キヨリンド的に砂糖についてまとめますと、

・砂糖はほどよく摂る分には悪者ではないよ
・製法により冷性、温性があるよ
・カパ、ヴァータ、ピッタの乱れ具合によってどのお砂糖が合うか変わってくるよ

でもですね。
難しく考えずにですね、
早く、低コストで、大量に作れるものが最強!のド反対を行くお砂糖、
それをほどよく摂っていれば良いのかな、と思いますです。

最後までお読みくださりありがとうございました!
あなたあってのキヨリンドでございます。

スキ、コメント、フォロー、大大歓迎でございます。

キヨリンドでした!





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