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下京涉成小学校作品展

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平成27年度 2016.3/8-11
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渉成作品展に参加します

渉成作品展に参加します



今年も子どもたちの作品展に参加します。
レジデンスしている小学校の展覧会に参加するのも今年でなんと5回目・・・流れる季節の真ん中でふと日の長さを感じます・・・・・・

メインは子どもの作品なのですが、だんだん一緒に展示している気分になってきています。それに今回は下京中学校と銅駝美術工芸高校も参加します。小・中・高・大の作品が揃うわけで、面白い展示になる予感。

一回目、2016年に参加した時の

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渉成作品展、来てくれよなッ!



下京渉成小学校では京都市立芸大との連携事業として、2015年秋よりアーティストが空き教室を利用して作品制作を行う「渉成レジデンス」に取り組んでいます。

毎年3月には子どもたちの図工作品展にも参加。子どもたちの作品と共に芸大在学・卒業した作家作品が並びます。

今年の渉成作品展は、3月6日(火)〜9日(金)、時間は9時〜17時(⚠︎最終日は12時まで)です。
*ご来場の際は校門のインターホンで

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円相

小学校作品展で飾ってた作品です。

おおきな◯を描いています。

これは地塗りなしの生キャンバスを用意して壁に貼って、それから黒いクレヨン、色鉛筆、なんでも一本筆を持って、その前ど真ん中に立ちます。

利き手の方の肩をキャンバスにくっつけて、腕を思い切り伸ばします。そのまま手を回して円を描きます。手の届く範囲の限界を探ります。

だいたい理解できたら、筆を持って、自分の手と手が及ばないところの、そ

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ボールの作品について

小学校作品展で飾っていた自作品についてです。

まずボールです。

ボールに絵を描いています。まず、サイズと色を選んでボールを買います。このとき描くことは考えません。

全部並べます。カラフルで、並べると段々楽しくなってくるでしょう。気分でひとつ選んで、クレヨンで描いていきます。ひとつひとつが個性的になるように、工夫して描きましょう。

今回は8個作りました。一個一個順番にやり方を変えています。名

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◯小学校作品展を終えて◯



下京涉成小学校作品展が終了しました。

僕が滞在制作を行っている小学校の子どもたちの作品展に参加させて頂きました。子どもたちや保護者の方々はもちろん、限られた時間でしたが学外の方々にもお越しいただき、皆さまご来場ありがとうございました。ご協力頂いた先生方にも感謝申し上げます。

初めて、鑑賞の授業にも参加させて頂きました。子どもの反応はすごく楽しくて、熱心に感想をメモしてくれていました。どんな

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小学校作品展がはじまりました

下京涉成小学校作品展がはじまりました。

子どもたちから「おもしろかった!」という感想をもらいました。保護者の方もちらほらお越しいただいてるようです。基本的には学校関係者のみに開放しておりますが、児童下校後の夕方5時以降でしたら僕にメールで事前連絡いただけますとご覧いただけますよ。
メール▶︎ sugimasa1111@gmail.com

今日は大学時代の先生、先輩や知人の方々もお越しくださいま

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外の世界



小学校作品展の設営を終えました。

ひとまず、終えました。

なんか、今回の展示はかなり緊張してます。全くお会いしたこともない、この展示をしなければお会いすることもなかった方々と作品を通じて初めて出会うわけですから。。それに、ご自分のお子さんの作品を見に来られているわけでしょう。僕の作品なんか置いていいのだろうか?恐縮してしまいます。不安、、子供たちにとってはこれまでと違う賑やかさできっと楽し

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良し悪し



さっき北野白梅町のラーメン屋「紫蔵」に行ってきました。ここのラーメンはラーメンを食べているというより紫蔵を食っているという感じがします。超濃厚とんこつ醤油スープに極太ちぢれ麺、トッピングは分厚いチャーシュー、しかし箸で崩せるほど柔らかい、にほうれん草たっぷり、大きな海苔3枚、プラス煮卵をトッピングしてください、かなり胃にくるボリュームです。食ってる時は幸せなのだけど食後しばらく経つと腹が重くな

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展覧会が近付くと

本日の菓子盆です。

菓子盆-1グランプリに出場したいです。

展覧会が迫ると僕の頭はそのことに支配されます。それ以外あんまり考えられなくなります。これは性格の問題で、遠足の前日とか眠れないタイプでした。細かいことばっかり気になるんですよね。キャプションのこと、搬入の諸々のこと。ほとんど作品以外の部分です。たとえば展示前に作品が出来てないという状況は僕の場合ほとんどない。レベルは置いておいて。。た

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作品解説を書いています



僕が求めるのは一番端っこの絵画です。
絵と人が完全に自由な存在であることを明らかにするためには、絵を様々な規制から解放することが急務です。

昨年10月より小学校での制作が始まり、まず最初に行ったことは「一枚の絵」の意味を無化することです。何枚もの絵を同時に飛び移りながら瞬間的に描きました。飾る場所も瞬間的なところがよいと感じ、絵を鴨川に持って行き太陽の下で展示を行いました。刻一刻と変化する美

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◯小学校作品展◯



さっき外に出たら雪が降っていました。冬の最後のひと踏ん張りでしょうか。

さてもう3月です。

この度、アトリエスペースをお借りしている小学校の作品展に参加します。子どもたちの力作が展示されます。プラス、中学生や今回から芸大生の作品も展示されます。地域の方々や保護者の方々が見に来られます。どんな展覧会になるのか、本当に楽しみです。

3月8日(火)〜11日(金)までの4日間、京都駅すぐの下京渉

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ボールは友達?



じぶんの絵をうごかしてみよう
ころがしながら絵を描いてみよう
世界にひとつだけのボールをつくろう
《マイボール》

じぶんのおおきさを描いてみよう
思いきりうでをのばしてぐるっとまわします
できた絵はどんなかたちをしているでしょう
《円相》

子どもたちに作品解説するために文章を考えています。

光を描くことはできるのでしょうか?
光は色も、かたちも、重さもありません
なにもないことを描くこと

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さちよさんとの合作の話



奥田さちよさんとの合作です。2012年、4年前のみらブルの時の絵です。丸つながりで、小学校で展示しようと思います。

この絵はですね、なんで丸だったっけ?丸というのは僕のアイディアだったと思います。その時も丸、円が描きたかったんですよね。でもこの時は、球体のボールからの発想ではなくて、ワープホールのような、光の輪のイメージだった。光=無を表現したかったのだと思う、当時。ミラージュアイ、スターラ

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クリアな自画像



自分の手で描いています。

僕自身もボールのようなものじゃないか?転がってるだけじゃないか?足で行けるとこまで歩いて、手の届くものを手にして、そんな風に転がって、後はなんかこちょこちょやりながら暮らしてる。身体を中心に地面を転がってる。地球も丸い。地球も太陽の周りを転がってる。自分の意思で?物理の力だ。何かに引き寄せられて、離されて、引力と斥力。ただそれに従っているだけだ。僕も同じ。好きなもの

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