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環境省認定脱炭素アドバイザーベーシック合格しました

環境省に脱炭素アドバイザーベーシックとして認定されている炭素会計アドバイザー協会の3級を受けて合格しました。受験勉強は大変有益でした。

2022年に気候変動問題の課題を解決を目指すインド人の起業家の方と知り合い、それ以来、脱炭素の領域で自分がやってきたオープンイノベーションや戦略コミュニケーションの経験が活きることに気づき、書籍を読んだり、日々日経新聞を丹念に読んで、脱炭素の基礎知識を身につけようと努力してきましたが、どうしてもインプットした情報が頭の中で体系的に整理できず、散らかり放題の子供の部屋のような状態であったのですが、この受験勉強を通じて、頭がスッキリしたようです。
また、脱炭素は、本当に領域が広く、科学技術、金融、イノベーション、環境問題、事業開発等どのルートから山を登ればわからなかったのですが、自分が慣れ親しんでいる会計の領域で脱炭素を捉えることで随分と理解が深まりました。

さて、話は飛びますが、博報堂から以下のような脱炭素に関する日本の生活者の意識調査が発表されていました。

「脱炭素」の認知は9割超。

一方、脱炭素社会に向け行動している人は3割に留まり、

行動しない理由は「今よりもお金がかかりそうだから」がトップ

上記調査リリースより引用

行動しない理由がもっともだと思いました。日本の現在の経済環境下にあっての本音だと思います。僕が脱炭素のフィールドに飛び込んでからよく聞く欧米の消費者の環境配慮製品に対する積極的な購入意向とのギャップが興味深いです。そこにサステナビリティコミュニケーションの大きなチャンスがあるように思います。コミュニケーション産業で働いておられる若い方は、今から脱炭素を勉強しておくと将来大きな果実を得ることができると思います。おすすめします。特に脱炭素は地味で煩雑で、ある種面倒くさい領域です。言い換えれば参入障壁の高い領域ですのでSafe betだと思いますよ。

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