カルナータカ旅行1日目 バンガロール(Bangalore)
午前7時、チェンナイ中央駅。
チェンナイからバンガロールまで6時間の鉄道旅。
最も安い等級(驚異の200ルピー)で予約したのだが、良い意味で予想と外れた。
指定席で、乗客はしっかりした身なりの人が多く、快適だった。
飛行機搭乗までの手続きや、空港から市内までの移動などの手間を勘案した結果、鉄道の利用を選択したのだが、チェンナイ〜バンガロール程度の距離だと飛行機に勝ち目はないのではないかと思った。
定刻より20分早く、バンガロール・シティ駅に到着。
標高920mの高地に位置し、緑豊かなバンガロールは「庭園都市」の異名を持つ。
空港から出ると、確かに緑が濃い。
気温も涼しい。
駅近くのゲストハウスにチェックインして、散歩がてらブル寺院に向かう。
バンガロールはIT産業の中心地ということで、最先端の洗練された街を想像していたが、駅周辺はチェンナイと似たような庶民の街である。
賑やかな商業地区を抜けると、閑静な住宅街になる。
道路の凹凸に目をつぶれば、田園調布と言われてもわからない。
1時間ほど歩いて、ブル寺院に到着。
1537年に建立されたヒンドゥー寺院で、本堂内に大きなナンディー像が安置されているのが特徴。
ナンディーはあくまでも神様の乗り物であるため、ナンディー自体が単体で祀られているのは珍しい。
本堂内は写真撮影禁止だが、本堂の外から写真を撮っている人がたくさんいた。
特にお咎めはなかったので、外からの撮影は黙認されているらしい。
バンガロールで最も賑わうシティ・マーケットを突っ切る。
ゲストハウスの近くに、ローカル色あふれる映画館があった。
夜の部の上映を観に行く。
料金は120ルピー。
ポスターデザインのわりに全く面白くなかったので、インターミッションで帰ってしまった。
カメラワークが古臭いというか、野暮ったいというか、過剰な演出が多くてなんだか見づらい映画だった。
バンガロールはアルコールに対してオープンな街で、酒屋やバーが至る所にある。
軽く観光をして初日は終了。
バンガロールには3泊する予定。
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