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2回目の『RRR』

「日曜日に、ヒット街道まっしぐらの話題作『RRR』を観た」という話を書いた。

職場で、ローカルスタッフと感想を言い合ってひとしきり盛り上がり、日本人スタッフにも魅力を熱弁して布教活動をした。
その結果、火曜日の夜、仕事終わりに日本人スタッフと『RRR』を観に行くことになった。
ぼくとしては2回目の鑑賞である。

1回目を観て以来、劇中歌(ダンス)の「Naatu Naatu Song」が頭から離れなくなっていた。

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もう、ばっちりインド映画沼にハマってしまっている。
派手なアクションや見せ場が多いインド映画は、インド人の歓声や指笛が飛び交う映画館で観るのが最高に楽しい。
そういった体験も全部ひっくるめて、「インド映画」という娯楽だと思う。

なお、インド人の鑑賞マナーはすこぶる悪い。
上映中に出入りする人は多いし、スマホをいじっている人もいるし、あちこちで着信音は鳴っているし、何なら通話している人もいる。ギャン泣きしている赤ちゃんもいる。
でも、その悪いマナーの延長線上に見せ場の指笛や歓声もあるわけで、「みんな自然体で鑑賞できて良いよね」と前向きに捉えるしかない。
インド映画自体も、そういった客の反応を織り込み済みで制作されていると思う。
少なくとも「お行儀よく静かに観る」といった日本の鑑賞スタイルは、大半のインド映画では似つかわしくない。

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さて、同じ作品を2回観たことで、内容の解像度がさらに上がった。
わかりやすいストーリーだったとはいえ、言葉の問題で理解できない箇所は多数あり、2回目の鑑賞でいくつかの謎が解けた。

あと、前回と違う映画館に行ったら、3Dだった。

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飛び出すというよりは、奥行きが広がった感じ。

最後に、エンドロールで流れたダンスのリンクを貼っておく。

ヒロインの女の子がすごく可愛いのだが、映画ではそこまでメインの役ではなく、登場シーンが少ないのが残念。
ちなみに、彼女は芸能一家に生まれたインド系イギリス人で、普段はヒンディー語映画に出演しているらしい(『RRR』はテルグ語)。

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