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7/7 ラオス最後の夜は残念な感じで終わった 【ウドムサイ→ファイサーイ】
午前9時発のバスで国境の町ファイサーイ(Huay Xai)へ。
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ファイサーイはボーケーオ(Bokeo)県にあるため、ボーケーオ行きのバスに乗る。
が、9時を過ぎでもバスは出発する気配が全くない。
そもそも乗客も2,3人しかいなくて、様子がおかしい。
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粘りに粘って午前10時半まで待ったが、全く変化がないのでチケットカウンターでバスが何時に出るのか確認すると、午後1時だと言う。
一昨日、チケットカウンターでボーケーオ行きのバスは毎日9時に発車するということを確認していた。
そして昨日は事前にチケットを買おうと窓口に行ったら、明日直接来てくれれば問題ないと言われていた。
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ひどい話だ。
昨日窓口で問い合わせた時点で「明日は1時発です」とか、あるいは今朝チケットを買った時に「今日は1時発です」と言ってくれても良かったのに。
変更するのは構わないが、それに対してなんの説明もないのが納得いかない。
バスターミナルは市内から離れたところにあるので、隙間時間で気軽に観光ができるわけではないし、快適に待ち時間を過ごせる場所があるわけでもなく、それが一層腹立たしい。
ラオス自体は良い国だったが、バス移動に関してはストレスに感じることが多かった。
最後の最後にこんなことがあるなんて、一筋縄ではいかない国だ。
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定刻通り(?)、バスは午後1時に発車。
ウドムサイからファイサーイまでは約7時間かかる。
つまり、到着予定時刻は午後8時。
途中で荷物の積み下ろしや休憩があるだろうから、着くのはもっと遅くなるだろう。
それから今夜の宿探しをしなければいけないと考えると最高にだるい。
なんで今日に限って13時発だったんだ。
考えてもしょうがないので、車窓の風景を楽しむことにする。
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辺境ののどかな山道だが、中国との重要な交易路になっているらしく、漢字が書かれた大型トラックが頻繁に行き交う。
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また、軍による検問所がいくつかあった。
特に物々しい雰囲気ではなく、外国人のパスポートチェックも形式だけのものだったが、通り過ぎる人や車両に対して何かしらのチェックをしているということに驚いた。
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午後8時半にファイサーイバスターミナルに到着。
外はもう真っ暗で早く寝床を確保したかったので、バスターミナル併設のゲストハウスにチェックインする。
今回の旅でワーストクラスに汚い部屋だ。
しかも、電波は飛んでいるのに、受付のお姉さんがパスワードを知らなくてWi-Fiを繋げられなかった。
バスターミナル内の食堂で炒飯を食べたが、値段の割に量が少なかった。
ラオス最後の夜は残念な感じで終わった。
ファイサーイは国境の町であると同時に、ルアンパバーンから出発したスローボートの終点でもある。
市内は観光客が集まっているはずなので、行けば何か面白いものがあるかもしれない。
しかし、市街地はバスターミナルから5㎞ほど離れている上に、タイとの国境橋とはちょうど反対方向にある。
わざわざ足を伸ばす理由もないので、明日はこの残念なバスターミナルから直接タイへ向かうことになるだろう。
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ノービザでいられる期間のギリギリまで滞在したラオスだが、有終の美を飾ることはできなかった。
ぼくとラオスのバスはとことん相性が良くないようだった。
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