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【超おすすめ】チェンナイの科学博物館

チェンナイの科学博物館を紹介。
今日の記事は長いけど、写真が多めだよ☆


結論から言うと、めちゃくちゃ面白かった。
入場料も破格の安さだったので、今後リピーターになる可能性もある。

〈大人の料金〉
入場料:30ルピー(45円)
プラネタリウムや各資料館の入場料:30ルピー(45円)

構内には面白い遊具がたくさん置いてある公園があり、公園で遊ぶだけなら30ルピー。
プラネタリウムなども見学するなら、入場料と併せて60ルピー。

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入口の門。
「PLANETARIUM」の文字があるように、この科学博物館の売りはプラネタリウム。

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敷地内は大学のキャンパスのように広々としていて、緑が茂っている。

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諸々の博物館、遊具盛りだくさんの公園、プラネタリウム、3Dシアターがある。
上映時刻が不明だったので、今回は3Dシアターには行かなかった。

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公園には、テコの原理を利用した物やロープの長さが異なるブランコなど、科学的な遊具が多かった。
とはいえ、難しいことを考えなくても楽しく遊べる。
親子連れが多く、市民の憩いの場のようになっていた。

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科学博物館
お世辞にも、館内はきちんと整備されているとは言い難い。

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興味深い展示物が多いが、無造作に置かれているものがほとんど。

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こちらは機械類の展示コーナー

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が、野ざらしで全くメンテナンスはされていない。
初期のコンピューターのようなものもあり、価値は高そうなので非常にもったいない。
廃工場のような雰囲気だった。

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進化公園

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恐竜や古代生物のシュールな模型が置かれている。
不気味なものもあって、小さい子どもがギャン泣きしていた。

再び、博物館の建物に戻る。
科学博物館だけあって、展示物の種類は多岐に渡る。

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化学系、生物系、物理系、宇宙系…

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国家の威信がかかっているからか、原子力と軍事系コーナーの展示物はよく整備されていた。

他に面白かったのが数学コーナー

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タミルナドゥ州は、夭折の大天才数学者ラマヌジャンを産んだ土地で、それだけに数学コーナーはかなり充実していた。

子ども向けの「ワクワク算数教室」みたいなポップな感じだったが、展示物は一般的な大人でも理解できないようなゴリゴリの数論ばかりだった。
一緒に見学していた数学の先生は大興奮だった。

そして、最後に、満を辞して、この博物館の目玉でもあるプラネタリウムの紹介。

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説明プログラムは、英語とタミル語の2種類ある。

プラネタリウムを見る前、同僚と「ヒンドゥーの神様の説明が始まったりするのではないか」などと冗談を言っていたが、実際は普通のプラネタリウムだった。
神話や星座の説明はほとんどなく、「土星の表面は…」というように惑星を解説する理系のタイプだった

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座席は快適すぎて、ちょっとだけ寝てしまった。
気になることといえば、冷房が強すぎることと、他の客の私語が多いことくらい。
価格(100円弱)のことを考えれば、我慢できるレベル。


以上、チェンナイの科学博物館の紹介でした。

ちょうど涼しい時期ということもあって(30℃いかないくらい)、公園の木陰でぼーっとしているだけでも気持ちよかった。
博物館は迷路のように入り組んでいて、全ての展示物を見たつもりではあるが、もしかしたら見落としているところもあるかもしれない。

公園に入るだけなら50円、諸々の博物館を見学してもプラス50円。
展示物があまり整備されていないとはいえ、コスパはかなりいいと思う。

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