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アンダマン諸島観光 まとめ①

10/3〜10/9の1週間、「インドのモルディブ」ことアンダマン諸島に行ってきたので、観光の感想を雑多にまとめます。


場所・アクセス

ベンガル湾の東に浮かぶ細長い諸島です。
インド本土よりもミャンマーやタイの近くに位置しており、諸島の中にはミャンマーに属している島もあるそうです。

チェンナイとコルカタと結ぶと綺麗な正三角形ができる位置関係で、この2都市がアンダマンに訪れる際の主要な玄関になっています。
チェンナイからは2時間のフライトです。

空港があるのは南アンダマン島のポートブレア(Port Blair)という町です。
ポートブレアはアンダマン諸島で中核的な役割を果たしている中都市で、離島へ行くボートの乗り場もここにあります。

ポートブレアのヴィール・サーヴァルカル空港


気候

私が訪れた10月初旬は雨季のようでした。
30分〜1時間おきに雨が降ったり止んだりするのを繰り返していました。
晴れ間が見えた瞬間もありましたが、全体的に薄曇りのことが多く残念でした。

湿度は高いものの、気温はそこまで高くありませんでした。
天気が悪かったからかもしれませんが、昼間でも30℃くらいしか気温が上がらず、インド本土よりも快適に過ごせると思います。

熱帯雨林の島なので、年間を通して降水量は多い傾向にありますが、1月〜4月は降水量が少ないようなので、この時期がオンシーズンだと思います。

雲が多いと海が映えない


客層

99%インド人です。
西洋人も見かけましたが、インド在住の家族か世界を回っているバックパッカーといった雰囲気でした。
チェンナイに住んでいる日本人で、アンダマン諸島に行ったという声をたまに聞くので、チェンナイ在住の外国人にとっては、わりと身近な観光地なのかもしれません。

率直に言って、ビーチリゾートを求めて、わざわざ他国から訪れるような場所ではないように感じました。


文化

地理的にミャンマーやタイに近いため、東南アジアのような文化が残っているのかと思っていましたが、実際は完全にインドでした。
インド本土とはチェンナイが主要な窓口になっているからか、特に南アジアの雰囲気が強く、中核都市のポートブレアは、タミル・ナドゥの地方都市と言われても違和感がないくらいでした。
他に、コルカタからの移住者もいるという話を聞いたので、コルカタの文化も混じっているかもしれません。


料理

文化同様、料理も基本的にインド料理です。
ただ、スパイスの効き方が弱く、味付けは比較的マイルドな気がしました。

港やビーチの近くでは、新鮮な魚介類を食べられるお店が多いです。
魚の丸焼きはバターやガーリックなどのシンプルな味付けで、日本人の舌にも合うと思います。


治安

治安は良い方だと思います。
日没後に外を歩いても特に危険は感じなかったし、オートリクシャーや土産物屋に執拗に声をかけられるということもありませんでした。

のどかで、とてものんびりした雰囲気です。


物価

インド本土よりもやや高いです。
これは、リゾート地であるということよりも、離島であるからという理由が大きいと思います。
ただ、東南アジアの有名リゾート地やモルディブなんかと比べると、格段に物価は安いと思います。

また、北インドの有名観光地でありがちな、あからさまなぼったくりはないように感じました。


次回、実際に私が訪れた観光スポットをまとめます。

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