カルナータカ旅行3日目 バンガロール(Bangalore)③
朝のバンガロールは日差しが心地良い。
昼に人と会う約束をしていたので、午前中はあてもなく散策してみる。
他のインドの大都市と比べて、バンガロールはインド色が薄いような気がする。
そのため、東南アジアの大都市と雰囲気が似ている。
知人と合流して、ステーキを食べに行く。
Yuko Miura さんが記事中で紹介されていたステーキハウスを訪問。
圧倒的満足感を得て、バンガロールパレスへ。
19世紀末、当時のマハラジャがチューダー様式で築城した宮殿。
ここだけ切り取ればヨーロッパと言われても分からない。
澄み渡った青空とカラッとした気候のせいか、何となく北海道の観光地のような感じもする。
ラベンダー味や夕張メロン味のソフトクリームが売られていてもおかしくない。
気になるところは昨日のうちに行ってしまったので、今日のメインの観光は以上で終わり。
夜に再び知人と待ち合わせの約束をして、ゲストハウスでのんびり休む。
日が暮れてから、メトロで出かける。
切符売り場には長い列ができていたが、係員がこなれた手つきで機械を操作し、スムーズに列を捌いていた。
割り込むおばさんも怒鳴り散らすおじさんもいない。
まるで日本だ。
夜の街を歩いて、待ち合わせの St.Mary's Basilica 教会へ。
ちょうどクリスマスの時期ということで、教会の周辺はちょっとしたクリスマスマーケットのようになっていた。
露店が多く、ごちゃごちゃとした繁華街が広がる。
冒頭でも書いたが、インド色が薄くてバンコクやジャカルタのようだ。
教会の周辺にはムスリムも多くて不思議に思っていたら、向かいにモスクがあった。
キリスト教徒よりもムスリムの方が存在感が大きく、ムスリム街が形成されている。
怪しい路地の奥に不思議なヤギを発見。
通常のヤギの1.5倍はある巨大なヤギだ。
「でかい!」と思って近づいて見ると、エイリアンのような顔をしている。
初めて見るタイプの生き物の顔で、かなりビビった。
周囲の怪しい雰囲気とも相まって、見てはいけない物を見てしまった気分だ。
「本当にこんな生き物が存在するのか⁉︎」と不審に思って調べてみたら、ダマスカスヤギという生き物だということが判明した。
世界は広い。
ムスリム街で美味しい肉料理に舌鼓を打って、本日は終了。
今日はあまり観光をしなかったが、昼はイギリス、夜は中東に小旅行した気分になった。
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